発達障害かも?の不安があるお子さんのへ施術として、鍼灸師が知っておきたいこと
小児はりを求めて来院される親御さんたちの悩みの中には、ちらほら「発達への不安」が多くみられます。
集団健診で指摘された、幼稚園や保育園でのトラブルが絶えない、公園や支援センターで同世代のお子さんたちとうまく遊べない、子育てに困難を感じ、ついつい日常的に怒鳴ってしまう……親御さんたちの悩みは尽きません。
結論からいえば、鍼灸師は、我が子の発達に不安を抱える親御さんの力になれると思っています。
そしてそのためには、鍼灸師も発達障害についてきちんとした知識をもっていること、そして、お子さん本人と、親御さんに寄り添った応対ができること、そして必要があれば適切な施設や機関を紹介できることなどが必要ですね。
今月は「発達障害に対する小児はり」というテーマで2本記事を書いていきます。まず今回は「発達障害とはなにか、知っておくとよい基礎知識」。
そして次回は「実際に発達障害のお子さんに小児はりをすることで親子に生じる変化」について書きますね。
発達障害の定義
発達障害者支援法で定義されているのは以下の通りです。
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