状態を肯定しつつ、固定化させないこと
「子どもが、学校に行かない日が続いています」
そういうお悩みに遭遇したときに、だれかが「小児はりも一度試してみたら?」とアドバイスしてくれる、そんな世界になればいいな、と思ってます。学校に行かずに家にいるお子さんと、小児はりは、とても相性がいいのです。
今はコロナで、以前とはまた違った様相を呈してしまったけれど、基本的に「学校に行かないことが続いているお子さん」が抱えるしんどさの本質は変わってはいないはず。鍼灸師として、そういったお子さんがいる家庭に対して、どういったアプローチができるのか考えてみました。
「不登校」という言葉をつかうこと
子どもが学校に行かない状態が続いていることを、不登校という言葉で表されることがあります。わたしも、そのほうが伝わりやすいから、敢えて不登校と書くこともあります。だけど、細かいかもしれないけど、言葉がもつニュアンス、言葉がもつ力ってすごく強いから、わたしは積極的には「不登校」という言葉を使っていないんです。
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