見出し画像

著書『愛しのアンダルシアを旅して 南スペインへ』

こんにちは。

すごく久しぶりのnoteになりますが、とっても書きやすい。
書体とか、なんだろう...レイアウトとかバランスとか、気持ちよくさくさく書ける感じですよね。

さて今日は皆さんにお知らせがあります。

来月3月3日に、私が書いた旅のヒントBOOK『愛しのアンダルシアを旅して 南スペインへ』(イカロス出版)が発売されることになりました。

コルドバ・マラガ・グラナダ・セビージャ(セビリア)を始めとしたアンダルシアのいろいろな町や白い村の見どころ、おすすめのお店&レストラン&ホテル、習慣や文化などのコラム…など、旅のヒントにしていただける内容を散りばめた本になっています。

また他のガイドブックにはあまり載っていない、個人的におすすめのスポット、散策ルート、郷土料理など、在住者ならではの視点で紹介しています。写真もたくさん掲載してあるので、旅気分をたっぷり味わっていただけると思います。

この時期に旅行本...と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、お話を頂いたのは2020年が明けて少し経ったころ。

今の状況はすでに存在していて、普通より少し取材に時間がかかるかな、と思ってはいましたが、まさかこんなに長引いて、たいへんなことになると想像できませんでした。

その後、スペインは2か月半に渡るロックダウンに入り、取材を始めたのは結局、夏ごろ。

アンダルシアといっても広く、各町や村間の移動も、鉄道が整っていない地域もあるので、日本のようにスムーズには行きません。

プラス、閉まっているホテルやお店もたくさん。列車やバスの本数も減っていたり、一時的になくなっていたり...。

事前にセレクトしていたお気に入りのショップも、再オープンのめどが立っていないので、変更しなければならない!と思っていたら、ずっと後に再オープンしたりってこともありました。

訪問先では、特に、この状況の中、宿泊施設や観光スポット、お土産屋さん、バルなどを維持するたいへんさが、伝わってきました。

そんな、それぞれが本当にたいへんななか、今回訪れた町や村の人々は、みんな温かく迎えてくれました。

これまでに何度も訪れている町や村ですが、本の取材ということで、新しい発見もたくさんありました。

後半は、再び、他の県への移動ができなくなってしまい(今も続いています)、取材時期が少しずれていたら、3月に出版できなかったかもしれません。

またこの1年間は、お祭りやイベントの多くが中止になったので、2020年以前の取材や写真がなければ、それらの掲載はできなかったでしょう。

そういう意味でも、夏からではなく、私の約13年間のアンダルシアでの暮らしが、凝縮された1冊になっています。

まだ安心して自由に行き来できる状態ではありませんが、一日も早く平穏な日々が戻ることを願って、旅に出る予定がある人はもちろん、ない人にも本書を片手に家にいながら “アンダルシア街歩き” を楽しんでいただけたらと思っています。

よろしければ、ぜひ手に取ってみてください。


最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?