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海外妊活 #2|日本の不妊外来で驚いた!一時帰国中に体験したクセ強エピソード
これまでの妊活の大まかな流れは前回の記事をどうぞ。
避妊をやめてから1年がたったころ、日本の一時帰国に合わせて、不妊外来で検査をしてみることにしました。
私が見つけた病院は、海外在住の方の妊活を広く受け入れている病院でした。もし、何か問題が見つかったら、日本で不妊治療をすることも視野にこの病院を選びました。
なぜかハワイな病院の雰囲気
病院内にはハワイの音楽が流れていたり、ハワイの写真が飾ってあったりして、とても落ち着く雰囲気でした。
でもなんでハワイなんだろう??
先生や看護師さんか誰かが強烈なハワイ好きなのだろうか?とか無駄なことを考えていたら、院長先生との面談に呼ばれました。
ちなみに、院長先生は男性なのですが、検査は一通り女医さんや女性の看護師さんがやってくれたのが個人的ポイント高かったです。
厳しい言葉
とにかく原因を知りたい。今の自分の体が本当に妊娠できる体なのかを知りたい。
そう思い、意を決して行った不妊検査。
検査内容は、血液検査や性病検査、エコーという基本的な検査を一通りやりました。
基礎体温表も印刷して持って行ったのですが、先生は特にそれを確認することもなく、まず言ったこと
「問題がない人は半年くらいで妊娠します。避妊なしで1年妊娠しないのは確実に何か問題があります。」
基礎体温表を確認しないのは普通なのか?
私がちゃんとタイミング取れていると信じてくれているのか、そもそも基礎体温表とか必要ないのか。
そんな疑問が頭に浮かんだりもしましたが、そうか、普通の人は基礎体温なんて測らなくてもなんとなく性行為をしていれば妊娠していくもんなんですね。
「あなたの周りのお友達も、みんなすぐ妊娠しているでしょう?妊娠ってね、問題がなければ簡単なんですよ。半年もあれば妊娠しますよ。」
私の友人を思い浮かべてみた。みんな自由人すぎて子供いなかった。笑
もっと広い範囲で想像してみた。家族、夫の友人、知り合い、、確かに、、みんなすぐ妊娠している。
現実という名のナイフがブスッとお腹に突き刺されたような衝撃を受けました。
先生は眼鏡をかけた少しオタクっぽい先生。
多分患者さんに寄り添うの苦手なんだろうけど、苦手なりに寄り添おうと言葉を選んでくれるんですが…不妊に悩む私には全部鋭いナイフ!!!笑
院内のハワイの雰囲気と先生の雰囲気のギャップ!!!
ハワイは先生ではなく看護師さんたちの趣味なのか〜と確信しました。(←そこ!?
「エコーなどでは特に問題なかったですね。血液検査の結果を待ちますが、まあかなりの確率で性感染症にかかったか何かで卵管が詰まっているんでしょうね。原因追及と治療が同時にできる手術をしましょう。」
えー!?
検査結果が出る前に原因が判明!?←笑
しかも性感染症?そして手術!?
何が何だかわからんぞ。一人でツッコミが止まらなかったです。
勧められたのは「腹腔鏡手術」というもので、今回の検査ではわからない子宮内膜症などの不妊の原因を発見できるだけではなく、ついでにその治療もできる手術らしです。
でも全身麻酔のリスクなどもあるみたいで、健康体の私としてはそこまでするべきなのか…ちょっと悩んでいます。
とにかく、今後検査結果が出たら手術をする方向で話がまとまりました。
最後に先生がゴソゴソとして、
「はい、これはハワイのプレゼントです」
と、ハワイの水やお菓子が入ったバッグをくれました。
ええ!?
そんな!?処方箋渡すみたいにハワイのプレゼントもらえるなんて?クセがすごい!
やっぱりハワイは先生の趣味だったーーー!!
というオチでした。
後日血液検査結果が出ましたが、性病も全て陰性でAMH値なども平均と、問題ありませんでした。
結局不妊の原因は判明せず。
手術をするしかないのだろうか?と今は悩み中です。
手術をするとなると長期間日本に帰らないといけないですが、仕事上なかなか1ヶ月以上の休みは取りづらいのです。
ということもあり、一旦現在在住のヨーロッパでも不妊外来に通ってみてから、今後の方針、治療の拠点を決めようということになりました。
夫はヨーロッパで検査を受けたので次回記事ではそのことについて書きたいと思います。
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