広報で大事な「雑談力」
広報・PRは「雑談力」がとても大事だなと思います。
メディアの方も広報も、世間の空気感や、多くの人が興味を持っているもの、流行っているもの、流行りそうなものに常にアンテナを張る必要があります。周りの人たちが「今」何に興味があって、どんな日常を送っているのかを知るには、雑談は極めて大事な情報源になるからです。
メディアの方とお話する時、本筋以外の他愛もない話で
「それ面白くない?!」
と取材していただき、記事になったことは何度もあります。広報あるあるです。
私も、本筋とは関係のない、最近ちょっと気になったことや興味のあることの話、疑問に思った話、メディアの方のプライベートのお話などの雑談をするのが大好きです。
しかしながら、今は広報もオンラインでのコミュニケーションが激増中。「雑談」はリアルで会ってこそ生まれるもの。
リアルであれば、取材前、取材対象者が来るまでの間、取材後エレベータに移動するまでの間、ちょっとテレビ局や出版社の近くまで立ち寄ったから、ランチやお茶をご一緒する時に、など、たくさんの「雑談できる時間」がポカッと生まれます。
オンラインになって、こうした雑談が少なくなってきたと感じていました。
そんな中、弊社フロントステージの広報メンバーが何気なくやっていたことが「良いな!」と思ったのでご紹介します。
それは、zoomなどのオンライン取材前に、メディアの方にあらかじめ、
「私は5〜10分前にzoomに入ってますので、よろしければ早めに入ってきていただいても大丈夫です」
とお伝えすること。
また、取材後、取材対象者の方が先に退出されて、その後のメディアの方との時間を意識的につくること。
「何用でもない時間」をオンライン上で設けておくことで、そこのわずかな時間でいろんな話をさせていただいているみたいです。
参考になりましたら幸いです。
ちなみにこの話も、社内ミーティング時、本筋とは関係ない雑談の中で偶然出たお話です(笑)。
このように、メディアの方とのコミュニケーションの取り方がいま急激に変化しています。それをテーマにフロントステージ 広報ミーティングをオンラインで行います。
最新状況のお話を伺うほか、テレビ情報番組へのアプローチ方法や、広報・PR担当者に求めていることなどをディスカッションします。
どなたでもご参加可能です。お気軽にご参加ください。
お申込み、詳細はこちらです。
https://peatix.com/event/1488720/
千田 絵美