備忘録・不妊治療⑦
ずいぶんと時間が経ったけれど
備忘録に今日の気持ちをメモ。
人工授精を経て、しばらく前から体外受精に移行。
私としては
これが最後か…となんだか不安で
なかなか踏み出せなかったけど
夫の後押しでやってみることに。
1度目の採卵は自然な周期で手術。
恐れていた採卵時の痛みもほぼ無し。
手術時はボルタレン座薬で痛みを和らげ
無麻酔で行ったが
私はあまり痛みは感じなかった。
軽めの生理痛の様な、シクっと痛いような感じ。
また、執刀医が大院長先生だった事もあり
モニターを見ながら
『なんて神秘的なんだろう。』
と看護師さんと話しながら
初回の採卵手術では4つの卵をゲット。
まずは【ふりかけ】と言われる方法で
受精を試みるも全滅。
先生曰く、卵の殻の様な部分が硬いのか
もしくは精子の力が弱いのか
どちらかは分からないが
次は顕微受精にしようとのこと。
次の採卵では注射なんかもしながら
卵を育てまくって13個ほど採卵。
この工程もなかなかお腹が張ったり
定時に薬やら注射やらと大変ではあったなぁ
と懐古…
その後、顕微受精し
6個の胚盤胞と1個の初期胚をゲット。
顕微受精が私のイメージする
いわゆる【不妊治療】という雰囲気で
「こんな凄いことさせて貰えるんだなぁ」
とひとごとのように、感慨深い瞬間で。
次にこの胚盤胞を移植のターン。
移植は本当に人工授精同様
スルッと戻すだけで何の違和感もなし。
その日もガンガン自転車乗って買い物も行った。
移植後1日程で着床するらしいので
体調の変化をメモ。
移植日を、BT0日目とする
【BT0】
お腹痛いが完全に術後の痛み。
外科的に、ケガが痛い感じである。
ただ、その他にもピキと横に切れるような?
そんな感じもある。
【BT1】
相変わらず、横に痛い。
引きつるような感覚。
そしてふくらはぎの筋肉痛もあり。
でもこれは手術で足開いたからかもという程度。
【BT2】
まだ横に痛い。
この日は確か右が痛くて
尚且つふくらはぎがダルい。
が、ふくらはぎのは良くある疲労っぽい。
【BT03】
この日は左が痛かった様な気がする
【BT4】
足の付け根が瞬間的に痛かったり
お腹がキューっとする気がするが
どれも気にならない程度。
ちなみに体調はすこぶる良い、絶好調。
【BT5】
何となく腰がずーっと痛いことに気がつく。
ただお腹の痛みはなくなった。
体調は絶好調だし便通も絶好調。
ビオフェルミンのせいかな?
【BT6】
いよいよなんの症状もない。
眠気もない。
お肌はプルプルである。
仕事で長距離移動をかます。
【BT7】
まぁ引き続き腰は痛いなー程度
そして若干、ほんの少しだけ
朝起き辛かったが多分気のせい。
が、朝からやや頭痛気味で
夕方以降めちゃ頭痛が酷くなり
カロナールを1粒飲む。
で18時に気絶するように眠る。
が、20時半には復活!
妊娠検査薬は薄ら陽性。
旦那に言うも、まぁちょい様子見だ。
とのこと。
まぁそりゃそうだわな。
【BT8】
確かに腰は痛い、がほんのり。
で22時半に検査薬すると
くっきり陽性。
そうか、症状なんてないんだ。
という、今である。
心境を書いておく。
正直まだドカーンと感動もなけりゃ不安もない。
ここから流産する可能性が高いことは
重々承知である。
なので、慎重になっている感じで
実感がないというのが正直なところ
かなり防衛線を張っているのか?
それとも
もしくは自分が昔から妊娠することを
経済的側面から真剣に考え過ぎてきた故に
どしっとしているのかも知れない。
まずは11/2の診断日を待とう。
という、本当の備忘録。
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