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一日の終わりに自分を許してあげる

イエス様は自分が死ぬことによって私たちを生かしてくれた。

イエス様は私たちの罪を赦すことができる。ーーー他の誰もそれをすることができない。

一日の終わりに、私は自分を赦す作業をすることにした。
私は、ネガティブで、自分を責めることをしてしまう。
「ああなんで今日はこんなことしてしまったのだろう。」
「ああ、なんで今日はこんなこと言ってしまったのだろう。」

自分を責める。

私は仏教徒だった。それも、一人暮らしの家に仏壇を買い、中国の有名なお寺は全て2時間コースで周り、全ての人間の創造物を拝み、生きたアサリを買っては海に逃すということをしているほど、そして2日に1回は日本にいる家族とテレビ電話で家にある仏壇に拝むという、仏教徒だった。

「悪いこと」、もっと分かりやすくいうと、「しくじって」しまうと、自分を責めていた。「なんでこうしてしまったんだ。」「なんであんなことを言ってしまったんだ」そして自分を赦すことができず、自分を責めてはネガティブになっていた。

その癖は、クリスチャンになってからもなかなか抜けなかった。後悔。自責。覆水盆に返らず。そんなことが続いていた。

人を憎んでしまった時、悪口を言ってしまった時。愚痴を言ってしまった時。神様への信頼がなくなってしまった時。神様を疑ってしまった時。私は自己嫌悪に陥る。「本当はこんな自分じゃない」「こんな自分じゃいけない」「自分が悪いのはわかってる。でも、やめられない。」この思いに苦しくて、苦しくて、何か吐き出したくてしょうがないのだけれど、光に行きたいのだけれど、闇の中にいる時。暗闇で灯りが見えなくて怖い。

私は、今日も教会で涙した。先週の日曜日も、辛い自分を思い出し、涙した。そして「嫌いな自分」を「赦して」くださったイエス様の愛に、憐れみに、涙がポロポロと流れてきたのだ。

自分の思うようにいかなかったこと。そのことにがっかりし、周りの人にイライラし、自分の描いた計画通りに上手くいかない事柄と人たちに幻滅し、怒り、自分にイライラし、頭もそれで疲れちゃった、そんな時、本当の、本当の私は、、、

謝りたかった。
「神様、ごめんなさい。あなたに従うことができませんでした。人をジャッジして人にキレて、人のせいにして、自分も責めて、全然だめだめでした。」

でも、

神様、あなたの赦しが欲しいんです。

「赦してください」

この一言が言えずに、吐き出したいものが吐き出せずに、辛かった。その辛さを、教会で、今日神様の前に顔を伏せた時、

サタンの縛り、イタズラから解放され、神様がゆっくりと私の身体に張っていた緊張を上から、下までほどいてくれた。力がそっと抜けていった。神様が、もう頑張らなくてもいいよ。私がそこにいるからね、そう言ってくれた。

サタンのイタズラにあったとき、全てネガティブに思え、ネガティブメガネで見てしまい、どんどん下に、底に落ちていく自分がいる。

そんなとき、自分を助けたい自分がいて、サタンの縛りから逃れようとする自分がいて、そしてそんな苦しんでいる私の側で片時も離すことなく、私のために悲しんでくださっている主がいらっしゃる。私が悲しい時に悲しみ、喜んでいる時に喜んでいらっしゃり、「ここだよ、私はここだよ。」そう絶えず私に声をかけてくださり、愛が見えない時、目に見えない手で私の心に触れ、私に主の愛を感じさせてくれるのだ。神様は、私の心に触った。心に直接話すことができるのだ。その神様の御手私の心に触れた時、私は身体が温かみで溶けるほどに、神様の愛と憐れみを全身で、心で感じるのだ。神様は、私を愛してくださっている。天にいる父よ、ありがとう。もう、言葉もいらない、出てこない。ただ、ただ、愛だけを感じることができるのだ。

こんな経験を何度教会で経験しただろう。止めどなく流れる涙とともに、私の悔しみ、悩み、重荷を流し、軽くし、神様の温かみで私の心を満たしてくれた。そんな経験を、私は何度教会で経験しただろうか。

私は今日から、毎晩寝る前に「自分を赦す」という作業をしたいと思う。それは、祈りそのもの。

イエス様は、私の罪を背負い、私のために死に、私に命を与えてくださった。そんなイエス様が、私の罪を全て赦してくださったのに、なぜ私は自分の罪を許すことができないのだろうか。イエス様はもう既に、私を赦してくれたのに、なぜ私は、自分自身を赦すことができないのか。イエス様が赦してくれたのだから、あなたは、あなた自身を赦してあげなくちゃ。

毎晩の「自責」とストレスによる歯軋りの夜が、神様から頂いた「赦し」とJoy(喜び)の眠りになる日。

私たちの罪を、イエス様が赦してくれたのだから、私たちも、悔い改めた後、イエス様の赦しを「受け入れ」、自分自身を「赦して」あげなければならない。イエス様は、あなたに、あなたの心に触れたくて仕方がない。あなたの心に触れて、「ほら、もう大丈夫だから、涙を拭いて、前を向きな。」そう言ってくださってくれているのだ。


リビングライフ/CGNTV


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