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sweetな話

去年の春、ウィーンに行ったときの話を少し。

ザッハトルテ発祥の地

2019年4月、はじめてのウィーン。オーストリアと、あとハンガリーもちょろっとだけ旅した2週間の一人旅。ウィーンではせっかく来たからという理由だけで、ザッハトルテを食べに行った。

ザッハトルテとは、チョコレート生地のケーキに杏ジャムを挟み込み、さらに全体をチョコレートでコーティングしたケーキ。オーストリアを代表するスイーツだ。

HOTEL Sacher

HOTEL Sacher (ホテルザッハー)のカフェが、ザッハトルテの原点らしい。そのホテルは街の中心部にあり、探そうとしなくても見つかる、そんな場所にある。
旅行を決めた時は『スイーツそんなに興味ないしな、別に行かなくていいっしょ。』と思っていた。が、結局行くことになった。もう本当に理由らしい理由はなくて、せっかくだし、ちょっと時間余ったし、いま空いてるっぽいし、といったノリで行くことになった。

なんせ人気なので、午後はずっとホテルの外まで行列ができている。たいした興味もないのに行列に並ぶなどしたくない。が、私が通りかかったときは外に行列はなく比較的空いているようだった。(午前10時からだったかな?)

悩んだ末にミニ

『小さいザッハトルテとブラックコーヒー下さい』
と伝えたら後は待つだけ。ミニにするかノーマルにするかはやたら悩んだけど、前情報でかなり甘いと聞いていたので、ミニにした。がしかし。結論から言えば、ミニはミニがゆえに極甘だった。

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ご覧の通りである。ミニは、どの面も余すことなくチョココーティングがされている。ノーマルの方は、チョココーティングされたホールケーキをカットされたものが出されるため、カットした面はチョココーティングされておらずスポンジが見える状態だ。サイズは3倍くらい違うけど、甘い度は似たようなもんなんじゃないか…。

というわけで本場のザッハトルテを食べたわけだけど、そもそもザッハトルテ自体が初めてだったように思う。甘かったけど美味しかったし、カフェは昔ながらの落ち着いたホテルの感じが味わえて素敵だった。あとスタッフさんが私のつたないドイツ語にも丁寧に対応してくれた。嬉

SENCHA SENPAI

無事目的は果たせたのだけど、わたしは見てしまった。ふと立ち止まってしまうドリンクメニューがあったんだ。SENPAI…

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