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アルザスの夜会

8月の初め、とあるコーヒー屋で開催されたヴァイオリン&チェロの演奏会”アルザスの夜会”に行ってきた。とっても素敵な会だったので、ちょっと書き残しておこうかと。

店主の同級生がアルザス(フランス西部)でヴァイオリニストとして活動されており、帰国されているタイミングで実現したのが今回の、アルザスの夜会。二夜にわたり開催され、私は二日目の夜に参加した。会場は長屋の中と庭を繋いで半屋外といったところ。ヴァイオリニストとチェリストのお二人が音楽を奏でる。

個人的には、ヴァイオリンやチェロの演奏自体は何回か聴いたことがあるが、今回が最短距離だったかも。(わりとギリの時間に到着し、すかさず最前列を確保。)リズムを刻む足元まで味わえる特等席である。

テーマは”夏”と”夜会”。クラシックビギナーにもやさしい聞き馴染みのある選曲でリスナーを飽きさせない。シャンソンの定番曲・愛の讃歌や、ヴィヴァルディの夏など、確かに聴いたことのある名曲を演奏してくださった。曲間には曲の聞きどころや、楽器の解説までもしてくださるやさしさも嬉しい。なんの曲だったか、ヴァイオリンとチェロが主旋律と副旋律を(?)行ったり来たりした曲、素敵だったなぁ。

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そしてこの日のお楽しみは演奏だけではない。アルザスの夜会という名に相応わしくその日のフード&ドリンクは、アルザス料理のベックオフ&アルザスワイン。どれもすごく美味しくて、堪能!二上スパイスさんが時間をかけて仕込んでくださったベックオフは、野菜の旨みを引き立たせるスパイス使いがにくい。考えてみればアルザスはドイツとの国境であり、ドイツ文化に非常に近い。ワインのリースリングもしかり。(ドイツをこころの故郷と思っている私にとっては、じんわり心が温まる想いだ。)

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演奏会は二部制で、その合間でグラスを合わせて演奏の感想を話したり、美味しい食事とワインの話をしたり、いつもよりちょっとだけドレスアップした話をしたり…。それは一昨年にウィーン国立歌劇場で見た幕間の様子そのもので、とっても素敵な風景だった。(この日はわたくしも久々にピンヒール。)

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演奏終了後には演者の方々とお客さんが話したり、記念撮影したり。人数制限ありの予約制で開かれたこの夜会、参加できてラッキーだった。この夏の素敵な思い出になった。COCO COFFEE、最高やん。


当日の素敵なお写真はこちらから


主催 COCO COFFEE : https://www.instagram.com/cococoffee2/

食事 二上スパイス :  https://www.instagram.com/nijo_spice/


なお今回の演者の御二方に加えピアノの方も参加して、サカナトリオとして8月14日に郡山でコンサートをされるそうです。お時間が合う方はそちらも是非チェックを。
http://www.ykjohall.jp/disp/printEventSchedule.cgi



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