日本の人生の図Ⅱ
月と太陽の説明までは、日本の人生の図1にて終わりました。
さて、次は水星です。
水星
人生の図の左の縦軸は、お金になる軸です。
その基点がこの水星です。
人生の図による、水星の定義としては、持って生まれた技術です。
人はこの生まれ持った技というものを必ず一つは持ち合わせています。
私ならば、7ハウス蠍座ですので、7ハウス=相手、蠍座はカウンセリングや人の話を聞いたり、依存、執着する事により相手に深入りする性質があります。研究もその一つ。研究体質である事を意味しています。
私は生まれ持って人の心が読めました。
科学的に説明しますと、IQは知能指数を意味しますが、最近流行りの心の知能指数EQが高い事を意味します。
相手の気持ちに共感してしまうほど、繊細だという事です。
そして、それを感じ取ってしまう事が私の武器になりますし、生まれ持った技となります。
はじめはこの能力が嫌で嫌で仕方が無かったのですが、占い師になって、仕事にすると、この能力のおかげで、相手の気持ちや第三者の気持ちがタロットを通じて感じ取れ、誰かの為になることが喜びに変わりました。
つまり、この生まれ持った能力を使って、お金にしていく縦軸の基礎となります。
日本に置き換えますと、11ハウスですので、まず集団性です。
日本は何でも集団を意識するという特性が伺えますよね。
行列に並ぶ、みんなの目が気になる、人よりも目立ってはダメ、ルールは守ろう!など、集団性を強く求めるのは、日本が持って生まれた能力が集団性だからです。
日本の11ハウス水星のカテゴリーは魚座です。
魚座の大きな特徴は、同調するが、依存しない事です。
「そうよね~私もよ~」
とは表立って言いますが、本心が違ったりします。
ここは外国人が日本に来てから戸惑う性質となります。
とりあえず合わせて置けば問題は起こらないのが日本です。
ただ、それで同調しておきながら、そこに依存する性質でもありませんので、「じゃあ、なんで合わせたんだよ」と後で思われる事になります。
海外からみると、何を考えているのか分からない国、日本なのです。
本音と建て前ですよね。
魚座の範囲としては、芸術やダンス、音楽、役所、精神世界、セラピー、医療、出版、宗教、刑務所、博物館、図書館、公的な施設、性風俗、会員制クラブ、海、ガソリン、薬物、アルコール、接客業となります。もちろん、占い師もここに入ります。
生まれ持った技がこの魚座なので、日本はこの範囲が技となります。
これを活かして、お金を稼ぐという事になっていきます。
神託から始まった日本、卑弥呼の時代ですね。
要は日本人としての遺伝子には、魚座の範囲が組み込まれていると言っても過言ではないのです。
これらは日本の技、誰かに教えてもらったわけでもないという技となり、これらをもっと研究したり、生かしていくならお金になるという事です。
という事は、占いという分野は、日本でお金になる分野という事ですよね!
集団性と魚座のカテゴリーを足すと、日本の生まれ持った技は、集団でなんでも行動し、精神性を重んじており、本音と建て前を使い分ける習性がある。
そして、神秘や同調のスピリチュアルな特性が元々遺伝子に入ってるという事です。
天照様の神社が多いので、そうなのでしょうね。
次に、右に位置する金星の説明をします。
金星
人生の図の右縦軸は、精神的安定の軸となります。
この縦軸をやれば、心は安定し、人生もスムーズに進められます。
金星はその縦軸の大元、基礎です。
基本的には感受性を育て、心の充実を図れるものです。
金星は西洋占星術で、金運を表しているのですが、人生の図に当てはめますと、お金の縦軸にはありません。
ですので、金星=お金という単純な読み方ではもう時代遅れになってしまうんです。それでも鑑定出来ますけれどね。
さて、私の心の安定の基礎となるものは、8ハウスの射手座です。
8ハウスは自分で取りにいくものではなくて、与えられるものですので、待ってたらなんか来る感じです。
そして、射手座のカテゴリーとしては、学術、勉強、法律、貿易、翻訳、語学、出版、広告、競争、競技、スポーツです。最近の流行ですと、+して、NFTアート、商業デザイン、デジタル広告です。
与えられるので、私が今やっていて心が安定したものというと、著作(出版)と商業デザインとスポーツですね。
後は、謎の英会話4年間。。
これらは全部自分からではなくて、与えられたもの、与えられた環境によるものでした。確かに!
謎の英会話は、元旦那が英語習いたいという事で、近所に居たオランダ人を紹介したところ、英語が話せない事が恥ずかしいという謎のプライドから、逆切れして、辞める!って言いだし、申し訳ないので、私と子供が習う事になりました。
スポーツも今バレーボールしていますが、当時全然興味が無く、お友達に誘われて参加し始めたのがきっかけでした。
商業デザインは、高校受験の時、美術で推薦を受けましたが、頭が悪かったので、商業デザイン科しかいけないと言われ、そこに入りました。
著作の部分は、結婚後、パソコンを与えられて、お金の為に見様見真似で頑張りましたので、結婚して、パソコンを与えられなかったら絶対にやっていませんでした。
ですので、私の精神的な安定は、人や、環境に与えられたもので構成されており、最終的に現在も続けているのはデザインと著作、スポーツです。
これが精神的に私を支えているのか?ですが、大いにあると感じています。
デザインの部分は自己表現、つまり自分の中のものを外に出すので、ストレス発散になります。
スポーツも対戦しますので、アドレナリンが出て、戦いたい気持ち、何かに反抗する様な気持ち、闘争心がスポーツという合法的なもので発散出来ます。
著作は、自分の人生の辛かった部分を書いて吐き出し、認めるにはもってこいでした。
私は精神的に不安定でしたが、本当に最近は安定しております。ありがたいですよね。
日本の金星
さて、日本に置き換えますと、12ハウスです。
12ハウス=プライベート、一人で過ごす時間、潜在意識、無意識、みえないもの、犯罪、入院、監禁、牢獄、瞑想です。
12ハウスに太陽があると、1から12までのハウスの中で、最も精神レベル、魂レベルが高い事を意味していて、前世ではお坊さんや、神父さん、シスターなど、死に関わる事を職業とするお偉い方だったという事になります。
という事は、日本の感受性を育てる事は、一人の時間であり、それは「禅」とか、宗教的なもの、悟りなど、みえないものを敬うという事が日本の精神を安定させているという事になります。
昔、戦国時代もそうですし、皇室もそうですが、宗教的なもの、みえないものを敬う儀式が行われていましたし、今もそれは続いています。
ただ、神社は9ハウス(神)、12ハウスは(お寺)なので、どちらかというと、日本はお寺がメインです。
そして、日本にいるとなんか重たい空気を感じるのは、死に近い国だからでしょう。
だって、人に例えると、悟って、頭丸める事が精神的安定なのですよねw
何故、昔の日本人は尼寺に入ったのか?
頭まるめて、尼寺にはいるのが流行だった過去を見るとなんか納得です。
決して、寂聴さんを悪く言っている訳では無いですが、でも、あのお方も、お寺に入って、落ち着きましたものね。
日本は、宗教や、無意識、みえない何かを敬う事、誰もみていないけど、悪い事しちゃいけないとか、昔教わりましたので、そういった事、「禅」などが精神的安定の基礎となっている事が分かります。
さて、この12ハウス金星のカテゴリーですが、牡羊座です。
牡羊座の大きな特徴は、単純で荒い性質、直感的で本能的です。
範囲は、機械関係、工業、小企業、短期、美容、理容、植毛、数字を扱う研究、自衛隊、警官、肉や、鉄鋼関係、火を扱う分野、スポーツ選手、農業、酪農、単純作業、工場勤務、派遣です。
日本は昔国をあげて仕事を斡旋していた
昔、鉄鋼関係や、機械、工業が盛んでしたし、もっと農家も多かった様に思います。それは個人の仕事ではなく、日本の産業や、日本を支えるもの、そして、日本の国土の問題を含んだものだったに違いありません。
これらは時代と共に、変化はしたものの、日本を大きい国と対抗出来るように発展、成長させた要素がここになるのではないでしょうか。
この分野は、「これをやっていれば安心する」という事にもなり、日本としては、農業やってりゃ大丈夫とか、鉄鋼業なら安定するとか、そういった国が大きく政策として動いた産業が安定軸の基礎だったという事になります。
時代は変わっていますので、これらは昔、日本の基礎となった部分という事になります。
日本はこうやって、成長してきたんだなとつくづく思います。
人間的に人生の図の金星は、人によって違いますが、日本を当てはめた時には、こうやって大きな国で動いたプロジェクトという事が入るのだと感じました。
金星 精神的縦軸に入る仕事運
「これをやっていれば安心する」というのは、職業的にも当てはまります。
つまり、金星に2、6、10ハウスが入っている方は、本来お金になる縦軸に2か6か10が入るべきですが、
精神的縦軸にこれらが入る事で、2=自分で稼いでいたらなんか安心する、6=毎日仕事があると安心する、10=自営業をやると安心するという事になりますが、収入は、お金の縦軸よりも少なくなります。
そして、少ないのですが、安定していくらか入ってくるから、精神的に安心するので、これを辞めてしまうと、「お金どうしたらいいの?」と不安になるという事になります。
転職をお考えの方は、どの縦軸に今の仕事が入っているのかを知るべきで、本当は今の仕事はお金になっていないけど、
あなたの心の安定にはなっているかもしれないので、辞めない方が良いと思います。
こうやって、日本を当てはめたり、人の人生を当てはめてみると、それぞれに一つしかない人生があるんだと皆さんもお分かりですよね。
つまり、全員同じという人生は無いんです。
そして、これをやればお金になるよっていう仕事も、時代の運以外、それぞれ与えられた役割と、仕事があるので、人のまねをしてもダメなんです。
時代は物が売れますよってなっていても、その人に基礎となるノウハウがなければ、色も出せませんし、他の人のコピーをしたところで、顧客が付くはずもありませんからね。
自分をもっと、もっと知るべき時が来たんです。時代的にですね。
占いも進化しています。
確かにひどかった昔の占い
昔みたいに、大雑把に大金が入るよとか、良い事があるよって言える時代は終わりました。
ある程度の、化学的要素、非化学的要素は歩み寄ってきています。
人生の図は、与えられた人類が生きていく上でのヒントなのです。
我ながら、人生の図を発明して良かったなと実感しております!
次に続く、、