がん告知 ~ 入院 ~ 手術 ~そして(57) やっとか、とうとうか、『手術の日』
"The best way to avoid getting hurt is to not care."
"Choose your future. Choose life."
2022年【 4T入院2日目1/13(木)手術の日 】
0:06 トイレ🚽(小) 右腰痛が酷く右足が痺れる
右臀部の筋肉が引き攣れて鈍痛がする
※今回の同室のメンバーは誰もイビキをかかないので静かだ
ポンプを使った点滴もないので警報音も鳴らない
5:46 血圧95-42 体温36.6℃ 採血
※腰痛(右臀部)激しい❗️
5:54 トイレ排便あり💩(普通)
6:25 家内よりLINE(ちゃんと起きれたとの報告)
6:40 ナースステーションで預けてあったレスタミン軟膏を受取る
ナプキンはトイレで廃棄 肛門周辺をウォシュレットで洗ったあと
レスタミン軟膏を塗る。まだ多少出血があるのでティッシュペーパー
で押さえた
7:45 看護師より手術着等の着替えの説明
7:55 歯磨き 洗顔
8:05 手術着に着替え
8:10 持ち帰り品 ICU行き品の整理
8:30 車椅子でお迎え 持ち帰り品を持って家内の待つデイルームへ
朝の挨拶 手術前の写真撮影 いざ手術室へ!
※ここからは、手術後に一般病棟に戻って記憶を頼りに記述しています
5階からエレベーターで2階に降りる
2階全体が手術階になっているようで思いのほか広い!
手術前確認を済ませるとそのまま手術室へ連れて行かれた
もう少し待たされたりするかと思っていたがすぐに
手術台まで運ばれてそのまま乗せられた
部屋全体がやたらと白っぽい照明で照らされて明るい
麻酔科の先生が2人いて麻酔は2種類使うとの話があった
横を向かされて、そこで背中を丸めて自分の臍を見るようにして
下さいと言われ、その体制で背骨の両脇に麻酔の注射を打たれた
その後、麻酔科の主任医師の指導でもう一人の若い方の医師が
脊髄に麻酔用のチューブを入れ始めた
「そうじゃなくて…そうそう」「まぁ、いいかな…」などと
主任医師が指導している声が聞こえる
“ ちゃんとやってくれ! ”と心の中でつぶやく
約10分くらいかかったかな 痛くはないが結構怖かった
改めて仰向けにされたら「全身麻酔していきますよ〜」との声
天井には未知との遭遇の宇宙船のような照明が2機見えていた
“ やけに明るいなぁ、ちょっと眩しいぞ ”と思ったところまでは
覚えているがその後の記憶が・・・無い
すぐ意識を失ってしまったみたいだ
全然覚えてない
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・・・・・
「〇〇さん、頑張りましたねぇ。〇〇さん、終わりましたよ」
その声で目が覚めた。
“ え! なに?? ”
時間の経過がまったく分からない
まわりがガヤガヤしているのは感じる
自分がどこかに運ばれようとしているのも分かる
“ あぁ、手術受けてたんだよなぁ… もう終わったのかぁ ”
痛いのか、だるいのか、痒いのか、眠いのか、何も感じない
両脇の看護師の腕と天井の白いパネルしか見えない
なにも頭に浮かばない、言葉も出ない
そのままガラガラとICUに運ばれた
手術開始から8時間半ほど経過していたようだ
家内に耳元で「頑張ったね。予定より早く終わったよ」と
声をかけられたが、私の反応は鈍かったみたいだ
『 ▢▢が死んだって。悲しいなぁ… 』と呟いて泣いていたらしい
昨晩聞いた同期の訃報の件を言っていたようだが覚えてない
麻酔の影響のせいか、記憶が混沌としている