【求職編】退職後にやらなくてはいけないこと
■離職票は2枚
離職票が会社から届いた。求人申し込みの用紙も一緒に。離職票は2枚あって、1枚はA4サイズで、失業給付金の受け取り先を指定する口座を書く欄がある。2枚目は複写式A3サイズで、左側に1年間の所得を記載する欄があり、右側には会社側が認識している退職の理由を選択する欄と、私が認識している退職の理由を選択する欄があった。これが一致していないと、ややこしいようである。私の場合は、電話で相談し、「一身上の都合」ということで退職願を提出したので、会社の記入欄にも同様に書いてあった。普通の対処をしてくれて、ほっとした。
■ハローワークへ失業給付金の申請
離職票が届いたのでとりあえずハローワークへ。
入り口で手続きか求人検索か聞かれたので「手続きです」というと、離職票2枚と求人登録申込書を渡すように言われ、ぽんぽんぽんと失業保険の窓口へと促される。ハローワーク自体初体験なので、ベルトコンベアに乗った荷物の如く、窓口へ。ここで先ほどの3枚を提出する。
程なくすると、担当者に呼ばれて、いくつか確認された。まず失業給付金の振込口座について。ハローワークのホームページには特に指定金融機関の記載がなかったので、ネットバンクでも良いのかなと思ったのだが、ネットバンク等は対象ではないと言われてしまった(私はじぶん銀行)。イオン銀行はなぜかOKらしい。というわけで、都市銀行の方に書き直し。通帳を持参することを失念してしまっていたが、キャッシュカードでも手続きができた。
次に、退職の詳細について聞かれる。私の場合は、A3の離職票に「病欠により会社規定給与支給」と記載されていた。これは、約3か月間は会社規定により通常給与の6割が支払われていたからなのだが、その旨を会社側が記載しないと、不当な理由で給与を下げられたことによる退職とみなされかねないので記載したのだと思う。このため、担当者には病気により休職していたことはすぐ伝わったので、そのことに関しての質問になった。
失業給付の認定の際には、特定理由離職者か否かの判断が必要である。これに該当する場合は、認定後すぐに給付対象者となるが、これに該当しない場合は、3ヵ月の給付制限期間の後、給付が始まることになっているようだ。
まずは、会社都合による離職か否か。会社都合の場合は給付制限期間はない。会社都合ではなく自己都合の場合でも、妊娠や転勤、病気によるものなどがあれば、給付制限期間はないようだ。
私もここは事前に調べてはいたが、病気によるものの場合、傷病手当の給付要件にあたり就業不能とみなされるのではと思い、該当しないものと思っていた。ただ、ここ1ヵ月ちょっとの調子がとても良くなったので、ハローワークに行く前に先生に相談したところ、以前のように働き詰めなければ、大丈夫かもしれないのでやってみたら、と言ってもらえた(これすっごく嬉しかった!)ので、それも一通り担当者に話してみたところ、書類名は忘れてしまったが「就労可能証明書」のようなものを渡された。要は医師に、病状や就労に条件があるかなどを記載してもらい私の現在の就労の可否や程度を証明してもらって、ということである。
なんか…うん。私は給付制限ある前提で来てたので、拍子抜け。
その時にやたら念を押されたのが、「就労は全く問題ない」にすると、給付制限期間が発生し、例えば「職場を変えることが望ましい」であれば3ヵ月の給付制限は外れる、ということだった。
なんか…うん。私は給付制限ある前提で来てたんですけど。まぁいいか。
あとは、説明会への参加。ちょっと間が空くようだったが、センター数学程度の厚さの冊子を渡されて、求職登録をしていってねと言われ、失業保険の窓口は終了。求職登録をしたら、もう外が暗くなっていた。
■自己判断は良くないようだ…
後日、再び病院へ。
私は本当にどっちでも良かったので、素直に「就労は全く問題ない」になるんですかねぇと聞くと、「うーん、やっぱり全く問題ないとは言い切れないかなー」と言われてしまった。いろいろ話を聞いて、そうかぁ…1ヵ月良ければいいってもんでもないのね…と。やる気になってはいたんだけど、以前のようにバリバリ働くのではなく、働き方を変えるという意識で臨むべきなんだと気が付いた。結果、書いてもらった書類には、「職場を変えることが望ましい」と「残業が少ないことが望ましい」と記載されていた。
■手続き完了!
後日、それをハローワークへ。手続はあっさりでよかった。
あっさりだけどさ。2回来て2回とも、担当者の説明スピードがやたら速い。
どのブースから聞こえてくる声も、やたら早口。
何度、ゆっくり説明してもらえませんかと言ったか分からないし、頭の中が??だらけで溢れかえって、かえって時間を食った気がする。
最後の最後まで、そっちの方が気になって、
自分がどう判断されるかなんてかなりどうでもよくなった感は否めない。
次の仕事では、話すスピードには気を付けよう。次は説明会だ。