母親と分かり合えない話
こんばんは! はづ子です。
今日はタイトル通り、私の母親の話をしようと思います。
今後出てくる「夢の話」「兄弟の不登校の話」にもつながります。
あなたの価値観はどこから?
人は誰でも、”自分の価値観”を持っていると思います。
その価値観はどこで身につけたものですか?
私は18年間、実家で暮らしてきました。
家にはいつも母親がいました。
私は自我が弱い方だと自覚していますが、
知らず知らずのうちにせっかく芽生えた自我を、自分の価値観を、
母に合わせて歪めてしまっていた
と、ひとり暮らしを始めてから気づいたのです。
母の価値観に合わせようとしていた私
私の母は、明るい人です。
学生時代から友達に恵まれ、愛されて育った人です。
少なくとも私の目から見たかぎりは。
そんな母の価値観の大半を占めているのが
”友達の数”です。
友達が多いのは良いことだ。
友達が少ないのは悪いことだ。
友達が少ない人間は悪い人間だ。
そういう価値観の人と同じ屋根の下で過ごす中で、
私は日々窮屈さを感じていました。
友達が多いふりをして、
数少ない知人と遊びに行って、
あたかもそれを楽しんでいるかのようにふるまっていました。
というか、
私は友達と過ごすのが好きなんだ、
この人たちは私の友達なんだ、
と思い込んでいました。
まるで洗脳されてるみたいに。
そんな気持ちで付き合っていた人たちには、
どこかで心の中を見透かされていたのかもしれません。
自分でも心を預け切れていないと感じていたその人たちは、
今では年一グループで集まる以外、ほとんどやりとりをしない
宙ぶらりんな関係になり果ててしまいました。
私の価値観を大切にしたい
ひとり暮らしを始めてみて、
母に気を遣う必要がなくなった私は、
大学で友達を作る努力をほとんどしませんでした。
初めはなんとなく張り切ったけどすぐに疲れ、
心から信頼できると思った人以外とはあっという間に距離を置きました。
前回の記事
https://note.com/emimori82/n/nab96d752c2a6
でも書いたように、時々不意に、
あれっ、私の友達少なすぎ!?
と思うことはあるけれど笑、
本当に信じている人とのやりとりは安心できるし、
この子のために! と交流している相手には
裏切られても後悔しないと決めているから怯えもありません。
ちゃんと自分の価値観で生きているなあと
自分を誇らしく思えることも増えました。
と言いつつも、
やっぱり帰省したときなんかはなるべく昔の友人知人に連絡をとって、
実家にいる時間を減らして
友達がいるアピールをしてしまう私がいます……。
価値観が違うから分かり合うことはできないけど、
ここまで育ててくれた母親には恩があります。
明るくて愉快だから一緒にいると楽しいですし。
友達と会うより、家族でのんびり実家で過ごしたいんだ、
って正直に言える日が来たら、
それが母の価値観からの完全卒業。
その日に向けてまだまだ頑張らないといけませんね。
最後は情けない話をしてしまいましたが、
私は強くなってる途中。
ちょっとずつちょっとずつ、もっともっと強くなります。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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改行の仕方を少し変えてみましたが、いかがだったでしょうか。
これからも読みやすい記事を心がけていこうと思います。