【今晩が危険!】雪道で転ばず歩く方法
雪国で20年過ごしてきました、主婦ミニマリストのエミリーです。
さて、昨日は関東でまぁまぁの降雪があり
今朝は太陽の力も借りて、
雪が解けてきている頃かと思います。
今朝から注意深く歩いている方を多く見かけておりますが、
雪国育ちの私としては、
今日の夕方から夜にかけてが
雪による転倒のピーク
じゃないかと懸念しております。
なぜなら
雪による転倒可能性が非常に高くなるのは
雪が解けて後に、
再度固まった段階だからです。
シャーベット状の路面であれば、
靴底のパターン(ギザギザ)によって靴底と路面が密着しやすいので
そこまで転倒は多くはありません。
しかし、雪が解けて再度固まってしまうと、
路面はデコボコを多数含んだ
アイススケート状になり
靴底が全く路面と噛まなく(密着しなく)なります。
なので、雪が解けた後
固まりつつあるタイミングが
一番危険なのです。
さて、前置きが長くなりましたが
そのような路面で、どう歩けば転倒しにくいか
経験則で得た知見を共有させていただきます。
転倒しない歩き方
①すり足で歩く
②膝を高く上げずに、膝下で歩く
③路面の設置感を確認しつつ歩く
詳しく下記で見ていきましょう。
①<すり足で歩く>とは?
足を地面から離さず、ずりずりと擦って歩くことをすり足と言います。
これをやることで、なぜ転倒しないのか?
これは言わずもがな。ですが、
凍りかけた雪道を歩くとき、
転倒リスクが高いのは
・足が接地したタイミング
なんですよね。
足が接地する際に、
なぜ転ぶかというと2パターンあって
・軸足(体を支える足)が滑るパターン
と
・着地する足(足が上がっている方)が滑るパターン
があるのですが、
すり足で歩けば
<軸足>と<着地する足>の役割分担が
シームレスになるんです。
つまり、
両足ともに<軸足>であり<着地する足>
になるということ。
しかも、すり足で歩くことによって
常に2つの足が地面と接していることになり
安定性も増すという訳です。
(一輪車よりも2輪車、2輪車よりも4輪車の方が転倒しにくいのと一緒ですね)
②<膝下で歩く>とは?
膝下で歩くとは、
浴衣や着物をきている時のように
歩くということです。
浴衣や着物を着ていると、
当然ですが
太ももの辺りは
着物によって巻き巻きされているので
動かしずらくなりますね。
なので、必然的にモモを高く上げずに
「膝下のみを使って歩く」結果になるのですが
この歩き方が雪道を歩く上でかなり効果的。
なぜなら、
体の中でも「太もも」は最も筋肉量があり
重たいパーツであり
この大きく重たい「太もも」を高く上げるという行為そのものが
体の重心を上に持ってくることになるからです。
重心は低い位置にあるほど
転倒しにくい(安定性が増す)ため
この重心を下げるために
「重たい太ももを上げて歩く動きをしない」
「≒膝下で歩く」
ということが重要であるというわけです。
③<路面の接地感覚を確認しつつ小股で歩く>とは?
路面の接地感覚を確認しつつ歩く、
というのは
特に「軸足」の部分について重要となります。
軸足がしっかり路面と接地していれば
たとえ着地の足(踏み出す足)が滑ったとしても
転ぶ事はありません。
①すり足で歩く
でも記載しましたが、
軸足と着地の足がシームレスになるように
体重を片足にかけないように歩く
それだけで、常に2本の足が地面に接地するため
転倒リスクはかなり下がります。
が、
今日の夕方から夜にかけては
「軸足も着地足もやや滑る路面」が
多く発生します。
なので、この
③路面の接地感覚を確認しつつ歩く
というのを意識するだけで
転倒リスクは最小限になるはず。
軸足がやや滑ると感じた時には、
着地先をより手前にしたり
安全な着地先を足裏で探ることによって
転倒しにくくなります。
そして着地足が軸足に切り替わるときには、
安心できる接地感覚があるかを
確認するとGOOD。
どうぞ転倒のないように、
お帰りの際は気をつけてくださいね。
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