編み物は試行錯誤
私がベビー服を編み始めた頃
別の方にお渡しする予定だった作品(2点)もほぼ編み終えていて、
あとは仕上げ!という状況でした。
本当はこの2点、クリスマスプレゼントにしたかったのですが…
私の家族の体調不良やら何やらが重なって
肝心の仕上げの予定日が伸び伸びになってしまいました。
次は卒業のタイミング。
これまでのお礼と一緒にプレゼントしようと考えていました。
なのに、このタイミングで…
私が尊敬する方から私自身の弱点・欠点をズバリと指摘されました。
それをきっかけに作品を見直しました。
伝えていただいたことは一言でしたが、含まれているニュアンスの深いこと。
卒業までに間に合うかは分かりませんが、
全力でデザインから見直して編み直しています。
「編み直す」というと使っている糸を解いて編んでいる印象ですが
今回の編み直しはデザインに合わせて材料を一から揃えました。
お待たせしてしまうお二人には申し訳ないのですが
自分の独りよがりな作品を押し付けるわけにはいきません。
お待たせしてしまっていることがとにかく申し訳ないです。
まだまだだなあと自覚させられた1年でした。
今の私が目指すのは自身の技術力の向上ではなく
使う人が「気持ちよく使えるようにデザインし編む」ことです。
このような試行錯誤も含めて編み物は試行錯誤の連続です。
それも含めて楽しいのです。