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2人目妊活開始

あまりにも赤ちゃんという生き物が可愛かったので
もっと子どもがたくさんいたらなと思っていた。
夫も、いや、夫の方が強くそう思っていた。

私は会社員で育休を取っていたので、2人目の育休も連続して取ることも最初考えていたが途中で私が椎間板ヘルニアになってしまいそちらの治療に専念することにした。
結局手術しないと治らなかったのだが、手術を決める前に投薬で痛みだけでも散らす方法を試した。しかし薬を飲むには授乳をやめなければならない。
おっぱいを求めて飲んでいる息子が可愛かったのでなかなか授乳をやめる決断ができなかったが、腰の痛みもピークだったため結局息子が1歳1か月の時に断乳プロジェクトを遂行した。
おっぱいに絆創膏を貼って、アンパンマンを描くやつである。
あまりにシュールなので記念に写真を撮ったはいいが、
見返す気にはならない。

その後3か月くらいで生理が再開し、
その頃には会社復帰が見えていたため一度復帰してから2人目を考えることとした。
保育園入園やら、仕事のキャッチアップなどもありバタバタと過ごし、
ある時不正出血があったのを機に近くの婦人科に行き2人目の妊娠も相談する。
その時私は37歳だった。

クロミッドを使ってタイミング法を4回ほど試してみたが結果は出なかったので、以前お世話になった不妊クリニックに相談に行った。
卵管造営検査や、夫の検査など一通り検査もしてもらった。
前回の卵管造営検査が痛すぎて恐怖だったのだが、今回は痛みが出そうな人は事前に麻酔を使うことができたため前回ほどの痛みはなかった、

年齢のこともあったが、
正直なところ復職後の仕事にあまり心を入れることができず早く2人目を妊娠してまた育休に入りたいと、焦りがあった。
そのため、検査のタイミングで人工授精からスタートしてもらうようお願いして初めての人工授精を試みた。
人工授精で妊娠する人は大体4回くらいで妊娠するとのこと。
4回試した後はステップアップを視野に、粛々と不妊クリニックに通った。

そうしたら幸運なことに、1回目の人工授精で妊娠した。
久しぶりの胎嚢のエコー写真。
とても嬉しかった。
心拍も無事に確認できて、9週で不妊クリニックを卒業することができた。

息子の時にお世話になった産院がとてもよかったので、またそこでお世話になることにした。

ちなみに、タイミング法の結果が出なかった4回もなかなか精神的に辛かった。変な焦りがあったからなおさらなのだが、排卵日付近になるとお互い半ば義務感で営みを”頑張り”、生理予定日までは毎日ソワソワして、生理が来ると落ち込まないようにしてもガッカリしてしまう。
不妊クリニックに何年も通うことになる場合、さらに経済的負担ものしかかってくる。本当に大変で辛い時間だと思う。
保険がきくようになったとは言え、仕事をしながらの時間のやりくりや投薬等の精神的負担も半端ではない。
もっと世の中が子どもを望んでいるカップルに優しくなってほしいと切に願う。ストレスが、一番不妊治療に良くないと思う。



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