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【総合旅行業務取扱管理者】試験に初挑戦した話①


総合旅行業務取扱管理者とは

英語ではCertified General Travel Services Managerと呼ばれるこの資格。
日本旅行業協会(JATA) によると

旅行業者等は登録の業務範囲により、営業所ごとに地域限定、国内、または総合旅行業務取扱管理者試験に合格した者を一人選任し、旅行契約に関する事務の管理・監督に関する業務を行わることが義務付けられています。

https://www.jata-net.or.jp/seminar/page-10847/page-793/

つまり、旅行代理店を構える際に最低一人はこの資格をもった人がいなければならないということです(より詳細にお伝えすると、「総合」旅行業務は海外への募集型企画旅行を扱いたいときに必須)。
この資格があると、旅行業界への就職や転職に有利に働いたり、自分でオリジナルのツアーを作成したり、通訳案内士を目指すときに一部科目が免除されたり…と様々な良い点があります。

試験内容

科目・出題範囲

総合旅行業務取扱管理者試験は大きく分けて4つの分野から構成されています。ざっくり書くと

1つ目に、旅行業法及びこれに基づく命令
2つ目に、旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
3つ目に、国内旅行実務。
この科目は、
 ・国内の運送機関及び宿泊施設の利用料金などに関する料金計算  
 ・国内地理
で構成されています。
4つ目に、海外旅行実務。
この科目は、
 ・海外での運送機関の利用料金
 ・旅券の申請手続・通関手続・検疫手続・為替管理その他の本邦
  外の旅行を取り扱う旅行業務に必要な法令、海外及び主要国に
  おける出入国に必要な手続に関する実務
 ・主要国の観光
 ・英語
です。

初めて聞く方は「何じゃこりゃ!」という内容ばかりですよね…汗

出題形式

四択のマークシート方式。

試験時間

・「旅行業法及びこれに基づく命令」と「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」で80分。
・「国内旅行実務」と「海外旅行実務 」で120分。

合格基準

全科目(4つ)の得点率が60%以上。

受験のきっかけ

私がこの資格を取ろうと思ったきっかけは、3つ。

まず、受験を志した時に私には大量の時間があったからです。
私は一年間アメリカに交換留学に行っており、2024年の5月ごろに帰国したため、日本の大学に復帰するのが後期(10月開始)からでした。そのため、4か月ほど自ら自由に勉強する時間が確保できたというわけです。
また、旅行業界には昔から関心があり、趣味を旅行と言えるほど誰よりも詳しくなりたいと思っていたからです。旅行に行くのは誰しも好きでと思うけど、その中で「旅行の資格を持っています!」と言えるの、カッコよくないですか✨
そして、この資格を持っていると「全国通訳案内士」という別の資格を取る際に地理分野が免除されるからです。こういった将来の選択肢が広がるのはとてもいいなあと思い、最終的に受験を決意しました!!

次回

ここまでお読みいただきありがとうございます!
次回は、私が実際に試験までどのように勉強していったのかについてお話しようと思います。

To be continued…

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