今月見た映画(2019年4月下旬)

昼間が長くなって、ちょっと嬉しくなる毎日ですね。日が長いと、仕事帰りに買い物して、家帰ってごはん作って、ごはん食べながら映画見て…という人間らしい生活ができます。ずっと春だったらいいのに。

「万引き家族」のあと、タガが外れたように見まくった映画の数々です。

命をつなぐバイオリン(原題:Wunderkinder)
軍靴の音が近づくウクライナで、音楽の才を授けられた3人の子どもたち。ウクライナがソ連の影響下にある戦間期から、ナチスドイツが東欧に進攻していく第二次世界大戦初期を背景に、ドイツ人とユダヤ人の辿る異なる運命に投げ込まれていく顛末を描く。序盤の描写は、ウクライナのドイツ系移住民とソ連支配、ユダヤ系住民の関係が感覚的によくわかりました。

ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命(原題:The Zookeeper's Wife)
ナチスドイツが進攻したポーランド・ワルシャワで、秘密裡にユダヤ人家族を救う活動を行った夫婦の実話。権力に対する抵抗運動について、ポーランド人は実際ものすごくプライドを持ってるわけですが、映画で父ちゃんや母ちゃんが頑張ってるのを見ると、なるほどなと思います。

ボヘミアン・ラプソディ(原題:Bohemian Rhapsody)
やっと観ました。でも、映画館で観るべきだったと後悔してます。ごめんなさい。

スティーブ・ジョブズ(原題:Steve Jobs)
ジョブズの成功譚というよりも、小っちゃいのから大っきいのまで、わりといろいろやらかしてきたんだなあ、というのが分かり、神格化されたジョブズ像を絶妙にひねってあります。マニアックすぎるオタクな友だちとか、ハッパを吸ってウパニシャッド哲学をやってそうな友だちとか、面白い。

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