感謝の経験
感謝している人
会社の元上司に感謝しています。何も考えずに生きていた自分に、原理原則で考えることを説いてくれました。これまでは、何にも疑問を持たずに生きていたと言ってもよいです。なぜテレビは動くのか、なぜリモコンで操作できるのか、どうやって電気が作られるのか。それらに疑問を持つことの大事さを教えてくれました。今では知らないことに直面したら即『なぜ?』という疑問が生まれるようになりました。以前は、ただ何となく知りたいことだけを知り、深堀りしたり横に広げたりすることがありませんでした。「なぜ」を繰り返していけば、自ずと原理原則にたどり着く。その過程で、自分が納得するポイントもだいぶ深くなりました。視野が広がり、気づけなかったものに気づけるようになったおかげで、人生が楽しくなったと感じています。
原理原則で考えるようになったきっかけ
その当時、電子知識の勉強をしていたので、主にはその内容で原理原則を考えていました。電子回路の最終形態だけに着目するのではなく、どうしてそのようになったかの過程を考え、確固たる理によって理解することを教わりました。物事には発生する理由が必ずあり、その理由を電子レベルまで追求することで、本質的な理解を深めることができました。
日常や仕事にどう影響しているか
例えば、車に乗っている時、アラームが鳴ったりします。その時、どこのセンサーが反応し、どういうプログラムで、なぜそのタイミングでアラームが鳴ったのか考えます。そうすると、安全のため、法律準拠のためという自分が意識していた点からさらに深掘りできるようになりました。
考え方を変えた結果、日常生活や仕事にどんな変化があったか
安いものと高いものの理由がわかるようになりました。加えて、安いけど良いもの、高いけど使いづらいものを見分ける能力も身に付きました。それにより、より良い選択ができるようになったことが大きな変化です。
価値観や人生観にどのように影響しているか
悪い面で言うと、何も考えずにのんびり生きることにストレスを感じるようになりました。時にはぐうたらしてしまう日もありますが、その時にはものすごい自己嫌悪に陥ります。
自己嫌悪を感じた時、どう乗り越えているか
強制的に動かなければならない状況を作り、それによって自分でも抵抗できなくすることです。やらねばならない時、人間は意外とすんなり動けるものですから。