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関わった男性がモテはじめる話
■人生最大のモテ期
モテ期って本当にあるのだろうか?
本人がそう思えばそうなのか?
でも、そう思わなくても驚くほどモテモテウハウハで
行列ができるほどのにぎわいぶり!なんて、あるのか?
モテ期は人生で3回あるとか、
モテ期は誰にでもあるとか言われているけれど、
どうなのか?
私のモテ期は小4だった。
漫画と(自分なりの)おしゃれとお絵描きにしか興味のない、
独自路線を行くマセた子供時代。
ラブレターをもらったことがある。
送り主はわからなかったけれど、
ポストを開けた姉と母の間で、
「この変わった娘にラブレターが!」と喜ぶどころか驚かれた記憶がある。
「いつも恐怖漫画を読んで、絵ばっかり描いている子にねえ」
とうとましく思われながら渡されたノートの切れ端。
封をされた箇所には手書きで赤いハートマークがあった。
今思えばいたずらだったかもしれないけど、
あの瞬間が一番モテた、と思う。
ああ、結局私のモテ話ってこれくらい。
■あの人がモテ始めた
そういえば、私と長年仕事をしてくれた取引先の方(男性)が、
モテ始めたことがあった。
この方は、音楽や動画の制作会社の社長だった。
もともと男所帯の家族→工業高校出身とかで、
周りにあまり女性がいない環境だったらしい。
この方の場合、うちの会社から仕事を依頼した初期は、
これまでのアンケート結果や体験談をかなりの数、熟読。
これを続けていると、自然に女性心理、傾向がわかってくる、らしい。
たとえば、女性の何割がラブグッズを持っている、とか
パートナーと一緒にラブグッズを使いたい方が何割いるか、とか。
女性があまり周りにいなかったので、
自分が思っていた女性像と現実があまりにも違う。
ならば勉強しよう!
と、さらにうちの会社の恋愛コラムを読みまくって、女ゴコロを習得。
もちろん、制作物に繋げてくれるのだけど、
プライベートでも女性の扱いが変わってきていた。(らしい)
とにかく女性の話は最後まで聞いて、
決断はせず、ただ共感する。
これを続けていたら、モテモテになった、らしいのだ。
でも、やり過ぎて家庭がすさみまくった、という説もあった。
(その方、既婚者だったのでね…)
モテてモテてしようがないよ、もう!
という感覚を味わいたいけれど、
モテたらモテたで、壊れるものもあるんだなあ。
もちろん個人差によるのだと思うけど。
小4のときに終わっていて、良かったのかもしれない。
(本当にあれがモテ期だったのか?)