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アクセサリーの撮影。日光は無理、その先は修羅の道だった。

 こんにちは。eミクです。

 いきなりナンですが、私は自然光で撮ることは早い段階で諦めました。

 朝はいい写真が撮れる。

 と言われています。和田さん(minne)も言っていました。偶然見たジム・キャリーの映画「イエスマン」でも言っていました。

 例えば……朝一番じゃないけれど午前中の、とある時間。商品の位置をどうしたらいいのかと、あちこち動かします。早く撮りたいのに置くだけでも苦労します。置いてみたら影の様子がおかしいので、また動かします。形が崩れます。

 あれ?影の向きが違います。午前中なのに影が長くなっていきます。薄いシフォンのカーテンのキャザーの影も邪魔です。

 地球は回っているのですね。実感しました。

 撮った画像が全部違うことばかりですし、撮った日にちが違えば、全く別物の状態です。無力感に包まれた私は思ったものです。

 太陽は手に余る。

 私はそもそも、朝早く起きることができないタイプです。そういうワケもあって、「できたら人工の光で撮りたいな」と思いました。人工の光は安定していますし。好きな時間に撮影できるのもいいことだと思います。

どっちにせよ下手にしか撮れない

 頑張ったんですよ。でも自然光だろうが人工の光だろうがうまく撮れないのは同じでした。

 自分の影が写るところから、スマホと手が映りこむ、スタイリングがださい、ものがおかしな格好で写っていたりなど、ダメな部分は同じ。ネットにあげてみたら青色、灰色、暗い、です。(明るさを調整したら色が変わってしまう。)

  ぐちでごめんなさい。では昨夜撮影したものを置いておきます。成長のために載せました。ご意見をお待ちしております。どうやって撮ったかは後ほど!


平置きしたピアス

 最初、テーブルの上に布を置いて小物を足す→うまくいかないの悪循環になったので、手軽な白い紙を背景に練習をいっぱいしました。ある程度撮れるようになったけれど、コピーの紙では味気ないと感じるようになってきて。昨夜は思いついてプリント合板で撮ってみました。どうかなあ。

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 こちらは背景にコピー紙を使いました。KOKUYOのKB用紙です。

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 ネットショップの商品写真っぽく見え……ないでもない。左角なんか、noteの背景と同じで、ほぼ#FFFになっていると思う!

 この紙は白色度 約80%です。改めてこうして見ていると100%だったらもっと白くなるのでは?と思いました。白色度100%の紙を探さなくちゃ……いそがしいいそがしいカネかかる。

 次はカップにかけた写真です。

かけたときのピアス

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 自分がモデルできたらいいけれど、無理なので。雰囲気は伝わってるはず。

 ※このピアスは市販品をリメイクしました。全国で売られていたので持っている人、いるかも!サムネイルのうさぎの編みぐるみは、本の作品を色を変えて作りました。

 

撮影セットを買いました

 話は戻ります。こんにちは。撮影セットで撮ることにしたeミクです。探しまくって「これなら良さそう」と思うセットを買いました。照明と大きな紙です。

 でもその撮影セットの紹介をするわけではありません。なぜなら「撮影セットを買ったけれど、失敗だった😭」と思った時もあったからです。

 光について知ることがまず先です。

 これはあるテレビ番組での商品撮影の例です。先日見たばかりですが、こんなにわかりやすい例はないです!

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 このような重箱ランチを撮影していました。ネット用です。右を影にしているところが参考になる!と思いました。

 先に書きます。

 照明は1個、レフ板は後ろと右だったこと、それから照明の光は柔らかくするということです。

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 机は白で、光らない素材のようです。レフ板も白でした。三脚にレフ板が立てかけてあったので、それも使っているかもしれません。料亭のものだという重箱にカメラの三脚が映り込みそうでしたし。

 ディフューサーも白です。ディフューザーは、ひとことで説明すると、光源と商品の間に置いて光を柔らかくする布です。

 最後に照明は丸です。机すれすれ高さに丸い光の下がありました。かなり強い光ですが、ボヤーっとした輝きでした。

 それからここが肝心なのですが、部屋全体の照明はついていません。

 ということで、撮影のキホンを。

 「照明は1個、レフ板は後ろと右、場合によって1枚プラス、それから照明の光は柔らかくすること」です。

 逆に書いておくとわかりやすいと思います。

 「照明を複数にしない。レフ板をちゃんと使う。直接照明を当てないこと」です。

 私は全部やったことがあります! 
 

上の文章を、画像を引用して説明します

 カメラマンがこの位置から撮影。 ディフューザーは服をかけるハンガーのようなものから垂らしてあります。部屋が暗いでしょう?

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 そして重箱ランチと、机やレフ板。かなり強い照明。ディフューザー。レフ板は、一番濃い影の方向と、背後から。三脚のところにもう1枚のレフ板があります。

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 実際のWebサイト。自然な明るさです。

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 この番組は「ガイアの夜明け」です。放送は2020年6月です。コロナでお客さんが激減した個人飲食店を、中古厨房機器販売会社が助ける!という内容でした。いい番組でした。


 では次の記事は「撮影風景を公開」という内容になります。iPhoneで撮っています。よかったらまた来てください!

 最後にわたくしごとです。


自分でどう撮るのか

 照明、ディフューザーは何を買えばデキるようになるのだろう?わからないことだらけです。今のアマゾンが本当に密林で、とても買いにくいことも忘れてはいけません😓

 それでなんとか購入し、「これでいい」「やっぱり変だ」となります。挫折と再開の繰り返しです。「ハンドメイドアプリに載っている作品って幻なの?」と感じたくらいです。誰ともつながっていないし、ひとりでやっているせいもあると思います。

 和田さんが「自然光で、朝に撮りましょう」とおっしゃるわけですよ。何百回も同じ時間に撮れば、足掛け数年もかからないような気もするんです。


画像の加工

 私が時間がかかった他の理由の一つに、画像の加工がめちゃくちゃだったことがあります。

 これも「用語がわからないから、どう調べたらいいかわからない」から始まりました。そのうちに年月がたち、スマホの内蔵カメラや加工アプリの質が劇的に向上しました。私もスマホが持てるようになって、今に至ります。(アプリが頻繁に仕様変更するので、困ったこともありました。

 自分の作品(商品)を、その照明で撮影する場合、どう画像を修正すればいいかも、なんとなく分かってきました。

 ※露出を上げることが最初らしいですが、私はそこじゃないと思っておます。

 いっぱい回り道をして、人工光でもいいよねと思える出来になったと思います。つい先日のことです。ここに載せた画像ですけど😅

 


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