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布天国へのチケット入手!

グーテンターク、こんにちは!

2019年秋、いきなり👘着物デザイナーを志す決心をした私。
寒いドイツの冬の日々を自宅に引きこもって過ごし、毎日ネットショップで布を物色しておりました。
前述の通り、ドイツは大型布地店というものがなかなか無いのです。

ネットで気に入ったものがあれば購入、オリジナルの帯を作っておりました。
しかしなかなか「これだ!」と思うものに出会う率は高くなく、あっても値段が高すぎたり(私が良いと思うものは、なぜかいつもアホのように高いものが多い)、ボリュームや質感がいまいち解らなかったり。
サンプルスウォッチを送ってくれるお店もたまにあるのですが、頻度と点数に上限があったりで布探しもなかなか難しいものでした。

もっと色々な布地が見たいー!

と叫んでいた私に奇跡が。
なんと!毎年1月上旬にフランクフルトで開催される、世界一規模のテキスタイル見本市、Heimtextilの視察アテンドのお仕事を頼まれる事に。
💖何この偶然!嬉しすぎるでしょ。

「Heimtextil(ハイムテキスタイル)」はヨーロッパの主要テキスタイルメーカーをはじめ、3000社にも及ぶ世界各国のメーカーが出展する、世界最大規模のテキスタイル見本市で、ここで発信されるトレンドはメーカー・デザイナー・小売業界にとって重要なインスピレーションの源であり、世界の最新のトレンドを図るためにも見逃せないチャンス、と評されているほどです。

ご依頼主は日本の壁紙メーカーの方で、女性二人で視察に来られるとの事。
とあるマッチングサイトを通してご連絡を頂きました。私の錆びついた英語でどこまで対応できるか😅心配でしたが、デザインの知識がある方にぜひお願いしたい、と言っていただき、引き受ける事に。すごい!

で、お客様に同行する前の日から、下見と称してメッセ会場をうろついた私(自宅はメッセからすぐという地の利もあります😏)。
ところ狭しと展示されている、世界中のメーカーの美しい布、布、布!

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💖ちょっと!幸せすぎるんですけど〜!!

と絶叫しそうになりました😅。
真っ先に見たのは、主にヨーロッパと中東のソファーやクッションカバー、カーテンなどのメーカーさんが立ち並ぶ建物。
国により、得意分野や人気のテキスタイルの質感やパターンに特徴がある感じがしました。

私が特に好きだったのは、スペインのゴブランやジャガード生地、中東の美しい抽象パターンや刺繍が施された光沢のある生地、フランスのおしゃれなパターンのプリント生地、イギリスのベロア。

もう興奮して息荒くなってるやばい人です🤣

ホームテキスタイルのメーカーのブースのほか、デザイナーさんのブースやらテキスタイル向けのプリンターメーカー、刺繍マシンやカッティングマシンのデモンストレーションなんかもあります。

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そしてなんと!私が布市で一目惚れして買った、薔薇柄のゴブランの出所も発見しました!

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🇪🇸スペインのメーカーさんのものでした。ブースにいらっしゃったお姉さんに、作った帯の写真やらをお見せして、御社のデザインがとても好きなので、カタログを送っていただけないかとお願いしてみましたよ。

アテンドのお仕事もとても勉強になり、壁紙の世界にも興味を持てるようになりました。すごく経験値が上がった気がします。その場ですぐに布地が購入できるケースは稀ですが、インスピレーションを得るには本当に十二分すぎるほどの見応えです。

インテリア好き、そして私のような布中毒の皆さんは、一度訪れる価値のある見本市ですよ❣️


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恵美子@ドイツ暮らし
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