制作にあたり、転職の儀式!
グーテンターク、こんにちは!
さて、何やかんやとありながら買った布地を使って、いざ帯を作るぜ!
と思ったら、重大な事に気がついた。それは
手持ちの裁ちバサミが超ヘボい…(・_・;
確かIK●Aの超安い裁縫セットについてたやつです。よく切れないし、持ちにくい。これはいかんという事で、急ぎハサミを新調。✂️ハサミは大事です!
なぜなら、ドイツではハサミこそ「着るものを作る人(仕立て屋)」のシンボルだからです。
🇩🇪ドイツ語で、仕立て屋はSchneider(シュナイダー)といいます。
Schneiden(切る、断つ)という事をする人、という意味で、仕立て屋の仕事が主に布を切って服に仕立て上げる事であるために、そう呼ばれているようです。
ドイツにはシュナイダーという苗字の人もたくさんいますが、これはご先祖が仕立て屋を生業としていた家系の人という事です。
そう、昔『キャプテン翼⚽️』でシュナイダーっていうドイツ人選手がいましたね。翼くんのライバルで名選手ですが、由来を知ってしまうと「なんだ仕立て屋の子孫か」とちょっとがっかりするネタではあります 笑。
その他にもMüller(ミュラー)は粉挽き屋、Schuhmacher(シューマッハ)は靴職人など、響きこそかっこいいと思っていたら、その由来はなんて事ない職業名だった、というのがドイツにはたくさんあります。夢を壊してすみません。
話を戻します。
さて、そんなわけで私的に重要だった「シュナイダーのシンボル」であるハサミ。
どんだけ慎重に選ぶかと思いきや、お求め先はアマゾンさんです。あくまでもライトなノリは忘れない。さすが引きこもり。
一応、その中で悩むは悩んだのですよ。
で、買ったのがこちらのハサミ。
真っ黒なボディが気に入りました。
最初は Fisker社とか、ドイツのZwillinge社とか考えたのですが、ヴィジュアルがイマイチ…(そこかよ)。オレンジ色って私のカラーじゃないのよねえ。消費者評価も熟読しつつ、メイドインチャイナクオリティへの悪い思い込みを払拭してくれという願いを込めつつ、敢えてこのプロダクトをチョイス。
根性見せてみなカモン!て感じ(謎)。
とにかく大事なのは気分。ダーマの神殿にて転職!
🎶パラララッパッパッパ〜♪
えみこは着物デザイナーになった!
そうび:くろいシュナイダーばさみ、まちばり、ぬいばり
ぬののきもの
しかしイラストレーターとしての経験値と修行もあるので、アナログおよびコンピューターでの素描と製図とデザインスキル、各ソフトウェアのスキルなどは健在です。
魔法使いから戦士に転職したみたいな感じです。でもやっぱりレベル1スタートです😂。
つづく!