痛恨の一撃!舞台で使うケロリン桶を網棚に忘れる。6日後に遠く東武動物公園で再会、無くしたのは桶か記憶か。 #北斎漫画舞踏 創作過程 19
10/7(土)の朝に電車の網棚の上にケロリン桶を忘れて10/12(木)に電話で問い合わせて見つかって引き取りに行くまでの過程。
10月7日土曜日の朝8:30
京島にある電気湯さんでのイベントの日、電車の網棚に黒いバックに入ったケロリン桶5つを置き忘れました。寝不足気味であったので記憶が曖昧。曳舟駅で降りた瞬間に「あれ?」と気づき、東京メトロの東西線→半蔵門線に乗り換える時に既に忘れたと思いました。
東京メトロ忘れ物センター
電話で問い合わせようと思ったら朝の9:00から受付ということ。しかし、24時間ネットで問い合わせができるので、カバンの特徴とケロリン桶の情報を入力。
9:00になり電話でも問い合わせ。この時点では東京メトロに落とし物の連絡無し。
そして電車がメトロから他の鉄道会社に連結してるので、
東武鉄道
東葉高速鉄道
東急鉄道
JR東日本
警察
にも問い合わせてください、と言われる。「東京全域!!」と軽く途方に暮れる。
理由は、例えば東京メトロの東西線でに荷物を拾った方が飯田橋で降りてJRの職員に荷物を預けたら、そこでメトロではなくてJRの管轄になるからだそうです。JRの管轄になると東京メトロの検索ではヒットしなくなる。
撮影では電気湯さんにケロリン桶を貸して頂きました。本当に助かりました!ありがとうございます!!
時間が経つにつれて記憶がどんどんあやふやに。もしかしたら半蔵門線で忘れたかも?とも思えて、半蔵門線についても忘れ物の問い合わせを行いました。
ネットでの忘れ物問い合わせは便利。3〜4時間くらいで「ありませんでした!」の回答。「ありました!」と言われたら嬉しいが。
10/8(日)鉄道各社へ電話
東京メトロ
再度問い合わせ。電話番号が控えてあるようで、昨日のやり取りと紐づけてくれる。
東武鉄道、東急鉄道
問い合わせ。該当なし。
東葉高速鉄道
土曜日・日曜日・祝日および年末年始は休業。
JR東日本
電話ツーツーツーとずーっとなってて繋がらない。
各社問い合せの電話料金は高く設定されている(泣)
10/9(月・祝)土日祝は忘れ物が多いので検索に時間かかるかも
再度鉄道各社に電話。該当なし。
オペレーターさんの対応もそれぞれ。丁寧な方が多い印象。
「土日祝は忘れ物が多いので検索に時間かかるかも。平日に再度連絡したほうが良い」
「忘れ物の大きさが大きいので、この時点で見つからないとこれから見つかる可能性は低い」
謎なオペレーターさんもいた。
オペレーター「警察署にも連絡してみてください。」
私「どこの警察ですか?」
オペレーター「拾ったところによるので一概には言えません。」
10/10 (火) やっと平日
東葉高速鉄道
平日になったのでやっと電話できたが該当なし。
JR東日本
やっとつながり速攻で該当なしと言われる。調べる時間短い気がするのだが。
警視庁ネットで落とし物検索
ネットで調べたら、警視庁にも落とし物検索できるサイトがありました。個人情報と落とし物の特徴を登録。このサイトはすぐに見つかる可能性が低いらしく、登録はしたけれど半ば諦めの気持ち。
もう買ったほうがよいメンタル的にも
メルカリで売られているケロリン桶5個セットを見ては自分のでは!?と猜疑心に駆られ、見つからなかったらどうしよーといろいろ不安な日々。探すエネルギーの消耗と引き換えに購入して心の平和を取り戻すことにする。
10/12(木)該当なしと言われるのも慣れた最後の電話
忘れ物の保管期限はそれぞれ。下記が問い合わせた時の回答
東京メトロ → 10/12まで
東武鉄道 → 3~4日
東葉高速鉄道 → 3ヶ月
JR東日本 → 2~3日
だいたい今日が最終保管日。なので最後の電話
東武鉄道
該当なしと言われるのも慣れた
東葉高速鉄道
。。。お探しのものに近いものがあります。少々お待ち下さい。
えーーー!!!
なんということでしょう。私の荷物は手元を離れて、遠く東武動物公園駅で保管されているとのことでした。
ちょうど警察に移送される手続きを完了したところだったそうで、ギリギリのタイミングで引き止めることができました。書類等々作成し終わったものを再度修正となり、職員様にはお手数おかけしました。
荷物引取のID番号が発行される。またピックアップは身分証を携えた本人でないとNGとのこと。そして道中の運賃は絶対払って!だそうです。
10/13(金)引き取りに行く旅
ケロリン桶を引き取りに行く旅。電車って日本全国ずーっと繋がっているんだなーと実感。曳舟から東武動物公園までケロリン桶が辿った一人旅。
忘れられたケロリンの気分で電車に揺られ川を越え県をまたぎ駅へ向かいました。初めて降りる駅。
優しい駅員さんに丁寧に対応して頂き感謝!住所と名前を書いて身分証を提示して中身を確認して受け取り終了しました。東武動物公園駅に幸あれ!
それにしても見るからに怪しくて触りたくない黒いバック!
出会えた感動!繋がりのありがたさよ。ケロリン桶愛もひとしお。
警視庁遺失物登録も解除。
今回の件で学んだこと
寝不足はだめ
記憶は頼りにならない
根気よく問い合わせ
黒いバックより派手な色が忘れない
忘れ物、特に網棚の上にはご注意くださいは本当
皆さまも忘れ物にはどうぞご注意ください。こうして忘れ物が見つかる日本は優しさが繋がる素敵な国だなと思う。良い経験をしました。
ご心配くださった皆さま、ありがとうございました!
メディア掲載情報
すみだノート さま
舞踏公演「おどる湯」の情報を掲載していただきました。ありがとうございます!
東京新聞 さま
2023年9月10日朝刊都内版(したまち版)に情報を掲載していただきました。ありがとうございます!
すみだ経済新聞 さま
2023年9月4日に情報を掲載していただきました。
ありがとうございます!
スポーツ報知 コミュニティ季刊誌 さま
2023年9月1日発行号にの情報を掲載していただきました。
ありがとうございます!
東都よみうり新聞 さま
2023年9月1日発行号にの情報を掲載していただきました。
ありがとうございます!
すみだノート さま
掲載ありがとうございます!
すみどこ さま
掲載ありがとうございます!
すみだの旧工場で踊りだす『北斎漫画』!
舞踏公演「おどる湯」
11月10日(金)~12(日)
舞踏公演「おどる湯」
HOKUSAI MANGA BUTOH "Dancing SENTO”
舞踏公演「おどる湯」は『北斎漫画』とすみだの銭湯文化を舞踏で融合させた斬新なエンターテインメントです。舞踏家の我妻恵美子は葛飾北斎が森羅万象を筆で描いたように体で自然や人生の多彩な側面を表現します。
大野慎矢による「おどる湯」の為の音楽生演奏や、宇宙軒明星とプリンス王子による作中オリジナル江州音頭「隅田川」、作品を彩る大漁舟隆之の美術にもご期待ください。この特別な体験、旧工場で踊りだす『北斎漫画』をお見逃しなく!
開催概要
イベント名称 : 舞踏公演「おどる湯」
日程 : 2023年11月10日(金)~12(日)
11/10(金)19:00
11/11(土)15:00 / 19:00
11/12(日)15:00 / 19:00
公演時間 : 約40分
会場 : 北條工務店となり(東京都墨田区東向島3-22-10)
演出・出演 :我妻恵美子
音楽・演奏 :大野慎矢(KiMiMi)
作中オリジナル江州音頭「隅田川」:唄:宇宙軒明星、演奏:プリンス王子(ミックスナッツハウス)
舞台美術 :大漁舟隆之
料金 (税込) :
一般チケット:2,500円
墨田区民割引:2,000円
学生割引:1,500円
高校生以下:無料
予約フォーム :
WEBサイト :
舞踏とは?
1960年に日本で生まれたコンテンポラリーダンスで、土方巽と大野一雄が有名な創設者です。舞踏では既成の価値観を疑い、自身の体や内面、日本の風土、そしてダンスを問い直し、独自の視点で再構築します。この独特な身体表現は西洋のダンスとは異なる考え方を持っており、世界から関心を集めています。
『北斎漫画』とは?
『北斎漫画』は浮世絵画家葛飾北斎による絵手本。葛飾北斎は代表作として『富嶽三十六景』があり、その名は世界に広く知られている。この『北斎漫画』は彼自身「事物をとりとめもなく気の向くまま漫ろに描いた画」と表現している。一般的な漫画とは異なり作品は連続性を持たず、無秩序なままに描かれた。この作品は1812年、葛飾北斎が52歳の時に描き始められ、初版は名古屋の永楽屋東四郎から出版された。その後も1878年まで出版が続いた。
実施体制
協力:電気湯
主催 :AGAXART、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
共催 :墨田区
協賛 : 株式会社東京鋲兼、東武鉄道株式会社
※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。
AGAXART(アガックスアート)とは
AGAXARTは、身体、精神、魂の探求を通じて人々の創造性を高めることを目的としたアート集団です。ワークショップ、公演、イベントを企画運営しています。舞踏の身体操法を主軸にして言語では表現しづらい内面と向き合い、多様な表現を発掘する場を提供しています。異なる文化との交流を積極的に行い、地域資源の関心を高める取り組みを行っています。
【WEBサイト】
我妻恵美子 AGAXART代表
舞踏・振付・演出
宮城県出身。1999年早稲田大学文学部を卒業と同時に舞踏集団・大駱駝艦に所属。2020年に独立し舞踏を中心とした舞台・イベントの企画制作を手掛けるAGAXARTを設立。
2015年に自らの震災経験を元に振付・演出した作品「肉のうた」を発表。パリ日本文化会館(フランス)より招聘され、同年第46回舞踊批評家協会新人賞を受賞。2020年台北国際芸術村の滞在芸術家として選出、舞踏ソロ作品「Future Temple」を発表し第39回 Battery Dance Festival(ニューヨーク)よりアジア代表として招聘される。2022年すみだの町工場と職人さんをテーマとした舞踏作品「北斎漫画の墨の囁き、街の響き」演出。
北斎漫画舞踏「おどる湯」関連企画
第二弾:「おどる湯」創作過程一般公開
「おどる湯」舞台裏を見学できます。美術制作や振付稽古など、すみだの銭湯と北斎漫画をモチーフにした舞踏作品が出来るまでを無料で公開します。
期間 :2023年11月1日(水)~7日(火)の13:00~18:00
会場 :北條工務店となり 東京都墨田区東向島3-22-10
第三弾+:映像配信舞踏公演「おどる湯」
ONLINE Streaimng HOKUSAI MANGA BUTOH "Dancing SENTO”
舞踏公演「おどる湯」を映像で配信します。どこでもいつでもご視聴いただけます。
Butoh performance "Dancing SENTO" will be destributed. You can watch it anywhere and anytime.
演出・舞踏 :我妻恵美子
音楽・演奏 :大野慎矢(KiMiMi)
作中オリジナル江州音頭「隅田川」 唄:宇宙軒明星、演奏:プリンス王子(ミックスナッツハウス)
舞台美術 :大漁舟隆之
映像演出:高橋のぶ
日時 :2023年11月24日(金)~12月24日(日)
料金 :550円(税込)
予約フォーム :
「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)とは
すみゆめ2023プロジェクト
葛飾北斎が 90 年の生涯を過ごした隅田川流域で、墨で描いた小さな夢をさまざまな人たちの手で 色付けしていくように、芸術文化に限らず、森羅万象あらゆる表現を行っている人たちがつながり ながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指していくアートプロジェクトです。「北斎」と「隅田川」を主なテーマに、すみだの地域資源を活用する多彩な企画を約 4 カ月にわたって展開していきます。
#北斎漫画舞踏 #AGAXART #すみゆめ #おどる湯 #墨田区 #舞踏 #北斎漫画 #銭湯 #ダンス