本番を迎えて
こんばんは。NLPコーチの松岡恵美子です。
今日も引き続き息子の話です。昨日、お話しした通り息子の発表会でした。私は朝にピラティスのレッスンがあったので送迎は夫に頼み、終わって着替えてから会場に向かいました。
会場に到着すると、すでにホールでのリハが終わったところだったようで息子は先生と控室にいました。でも何やら落ち着かない様子。聞けば、ちゃんと曲は弾けたのだけど、緊張で弓の動きが小さくなってしまったんだとか。
手を繋ごうとしたり、触れ合うことで彼なりに落ち着こうとしているのがわかったので背中を撫でてみたり、手を繋いで話を聞きました。でも、もうそこからは私がしてあげられることはありません。「大丈夫。弾けてるって先生も言って見えたから、いつものように弾いておいで。間違えてもちゃんとピアノの先生が合わせてくれはるから何ともないよ。」と送り出しました。
どこの発表会もそうだと思いますが、この日の演奏順も小さい子から。ママの伴奏で弾くメヌエット、一人で歌い上げるように弾くお子さん…演奏を聴いているのだけれど、それぞれにいつもの練習があって、それを支えてこられたご家族の愛情があって…とその背景をつい考えてしまいました。
つっかえても弾き続ける子がいれば、最初から弾き直す子がいたり。つまづいた時の対応もそれぞれ。少しお兄さんお姉さんの演奏になると、その子の中に音楽が鳴ってるんだろうなぁとか、もしかして2曲目の方が好きなのかな?なんてことを思ったり。
息子は緊張がすごく伝わってくる演奏でした。弓の動きが小さくなってしまっていて、ホールに音が吸い込まれて行ってしまうような感じ。客席にまで届いてこない。でも、途中でつまづいたりもしたけど止まらずに頑張ってた。これも貴重な経験だったと思います。大きな舞台に、たった一人で立つなんて、こんな時でないとできないですから。私がしなさいと言われたら、息子以上に緊張したことでしょう。よく頑張りました。
今日は、息子が頑張ったことを家族で喜び合いました。終わった後で息子と少し二人で話して気づいたことがあったのでまた改めて書こうと思います。
お子さんと向き合う中でモヤモヤしたり上手くいかなかったりして、一人で悩んでいる方がいらしたら、お声がけください。あなたの中にある答えを一緒に探します。今、無料体験コーチングも募集させていただいています。
今日もここまでお付き合い下さってありがとうございました。明日があなたにとって心穏やかな日でありますように。
松岡恵美子