「歌うたいのバラッド」斉藤和義

(音楽を聴きながら お読みください)


だいじな人を たすけて

ボクは 毎日 おいしいものを 運んでた

だいじな人の ココロの悲鳴が 聞こえていたから

毎日 おいしいわたあめの ごはんを

甘く薫る コスモスの蜜を はこんでいたんだ

雨の日も 風のよるも

そしたら おおきな「理(ことわり)」のイカヅチが

ボクにおちて

ボクのつばさは もがれた

……、ボクは、調子にのっていたんだ。

だいじなひとは 命絶えた。

ボクの コスモスの蜜を 夢見ながら、

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