見出し画像

山根あきらさん作「🍂お別れのとき🍂」感想文

この「🍂お別れのとき🍂」を読んだのは、かなり前。山根あきらさんとは、私がnoteを始めた3年ほど前からお付き合いがある。
山根さんは、ご存知の方も多いかと思います。博学で、イラストや歌などもアップされる、noteをふんだんに楽しんでおられる風流な方です。

その山根あきらさんが、記事で「創作大賞が終わっても、作品に『推し』があるなら、締切後でも書いていいのでは」と、仰っていて、私は、感想文が苦手意識があるのですが、「それなら、私も2、3『推し』がある」と、とりあえず1つ書いてみようと思いました。

と言うのも、以前、この作品を読んで、おいおい泣いたから。

では、感想文、どうぞ。



「🍂お別れのとき🍂」感想文

突然の主人公の父の引っ越しの知らせから、この物語は始まる。
中学2年生の主人公は、クラスメイトに引っ越しを知らせたくない。

「みんな、忙しいから」

悲しい別れが予感される。

そして、先生への嫌悪。10代らしい師弟愛へのアンチテーゼ。それが、だんだんと変化していく。
単純に書かれているはずなのに、なぜ、泣けるのか。
主人公の一人称で語られるうち、主人公の感情に上手いこと巻き込まれる。

本当に上手い人は、簡単に書いて、それでいて、どわっと感動を与えると、私は個人的に思っていて、これが、本当にまさにその通り。

書こうとして、思惑通りにはなかなか行かないな、と思うなかで、短い文章で、ちゃんと伝える。

気持ちが、こもっていると思う。

ありがとうございます。ごめんなさい、短くなってしまいましたが、感謝です🙏








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?