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日本シリーズ 阪神の4番に学んだこと

日本シリーズ 阪神の4番を 是非、ご自分で検索してほしい。
わざと、名前は伏せてある。
今日(令和5年、10/28)野球、日本シリーズの試合を観て、阪神の4番を知った。

野球の4番といえば、言わずと知れた 花形バッター、ホームランの量産を期待される、打者のリーダーだ。
勿論、輝かしい記録も期待される。

そんな彼が、

自身の記録を削ってまで
出塁率に、こだわるというのである。

出塁率に こだわるということは、
ホームランに、
そして、華々しい記録(ホームラン王など)を無視して
四球(フォアボール)も択ぶということ。
ホームランバッターであろうと四球さえ択んで、チームに貢献しようということ。

彼の出塁率トップの記録が物語る。 

塁に出れば,、たとえ華々しいヒットを打たなくても、点数に繋がる。
それは、確かな点取得への足掛かりだ。  彼が、塁に出ることで 後進の点を重ねる可能性が拡がる。

彼は、自身のホームラン記録を削ることで、
チームへ献身している。

野球をするものの背中を見せているのだ、と思った。

自分ばかりのことを考えない……。

私は、その人を見て 久しぶりに胸の奥からチカラがみなぎるのを感じた。 
 
ホンモノだ。
 
どうか、検索してご自分の目で確かめてほしい。
たしかな、野球人としてのスガタがある。

これは、どんな職業にも 人間関係にも通ずると思う。

フォアボールを択んで、 
ヘルメットを外し、笑顔で汗をぬぐう彼の表情が、

誠実で 実直で 自信に満ちていて、

輝いているのを、

私は、こころチカラ付けられて、

見つめていた。

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