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共感神経での歓びは、最高のしあわせ、最高の脳のエサ❤️

みなさんは、今までの人生で、友人や家族と何かをやり遂げて、それが最高のエモーショナル、感動を呼び込んだ、貴重な経験をお持ちかと思います。

お母さんと料理などで一緒にケーキを作り上げた。それが、お父さんの誕生日で、家族をあげて大喜びした。

クラスメイトや委員会で、いつも端っこに居る生徒たちが、文化祭のアーチを毎日放課後に、人知れずせっせこせっせこ創り続け、それが、文化祭当日に入り口の門に飾られたとき、その見事にできた門を見て、文化祭に来た全校生徒から嘆息が漏れます。
「なんて、凄いの!! 」
そのとき、アーチを創った仲間たちが、歓喜に満ちてハイタッチをする……

などなどの、人生のエトセトラ。今までの人生で誰かと協力してなにかを成し遂げ、それが、とても楽しかった記憶は、今は忘れているとしても、よく考えれば誰かしら、何かしら、あったりするものです。

小さい頃、玄関の大きなシミを一生懸命、雑巾でこすり続け、一生懸命こすったのに、とれたら、周りより白くなってしまって、怒られるかと思ったら、お母さんが喜んで、頭を撫でてくれた、など……

よく、思い出せば、ちいさな何かは、掘り起こせば出てくる。

そして、忘れているだけかもしれません。


私は、脳科学の本を読み漁った時期がありました。
人との関わりで悩んでいて、人の心を動かすには、どうしたら良いのだろう。自己啓発を読み飽きて、科学的な根拠を求め、足を踏み入れました。今では、おぼろげなのですが、要点は覚えているので、端的に例を挙げながら、まとめてみたいと思います。

まず、脳科学では、最高のご褒美として「同じ目的に向かって進み、協力し、それが好ましい効果に終わると最高に嬉しい刺激となる」というのがあり、これは物凄いことだと思いました。

人類は、古来より、集団で生活をし、狩猟生活での集団から、やがて、放牧や農耕生活に移ります。それは、いずれも集団で、集団の構成員がそれぞれ協力すると上手く食料などが確保でき、数々の困難を克服、収束できることが常に起こります。

そうやって、長い間過ごしてきたせいなのか、人間の脳機能に「みんなで協力して何かをやり遂げる」ことへの好ましい反応が出るようになったのでしょう。

組織では、何か共通の目的が出来ると強いです。

悪い例では、「共通の敵」を作り出し、組織をまとめる。戦争や、身分の差別(江戸時代の穢多非人)でもありましたね。
良い例では、会社などで目標を創り、達成させること、売上目標やスローガンなどを掲げて社内意識を高めるなどは常套手段です。

人は、自分の周りの人と同じ目標を持ち、同じところへ向かうと、とても満たされ、嬉しい気持ちになるものです。

恋人と同じ学校を目指す✨ そんな、青春も分かりやすく幸せですね❤️✨

人間は、集団生活をして、狩猟や農耕などを乗り切ってきたため、この本能のような働きが発達してきたのかと思われます。

と、言うわけで、

話は急に展開しますが、仏教やキリスト教、宗教で言う「慈悲を与えるのが最高のしあわせ」は、あながちこの観点から間違っていません。
慈悲を込めて、他人を助け、それがとても感謝の相乗効果を呼び、涙を流し合う勢いで歓び合うのは、本当に、味わった者同士でなければ分かりませんよ。

宗教にアレルギーのある人も、必死に救助した相手が、奇跡的な回復をし、涙を流して感謝され、こちらも感慨に涙する。聞いただけでも感動します。

また、なにか困難な災害で、みんなで助け合って克服していく……地震のあとでも、火災のあとでも、想像に難くありません。

また、こんな天変地異な極端な例でなく、

身近に、学校行事でも、クラブ活動でも、そして、仕事でも、

みんなで、やり遂げたあとは……

凄い脳へのご褒美なんですよね。

だから、人付き合いするときは、この機能を少し頭の隅に置いておくと、なにか突破口になったり、なにかの起爆剤になったりするかもしれません。

「一緒に何かする」

それは、ちいさなお子さんと、一緒にこちらも楽しめることを……そう、こちらも楽しめなければつまらない。なにか、成し遂げて、楽しく感動できれば、獲得できる。そんな愉しみ。

これを読んで、なにかのヒントになり、生活にお役に立てたらさいわいです⭐️💝


              むすび🎀




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