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先日、5分間シナリオを実写化しましたがー「調理場は泣き笑い」振り返り、考察、そして相乗効果

先日、5分間シナリオを実写化撮影していただき、俳優さんと脚本家の勉強会で勉強させていただきました。
noteでも、取り急ぎ載せさせていただき、Xでも拡散し、複数感想もいただけました。
多数、感想をいただき、有難うございます。

私が、感動したのは、役者さんがイメージ通りに演じてくださっている。そして、「相乗効果を狙いましょう」の言葉通り、自身でアドリブも自由に考えて、効果が上がるように演じてくださったこと。思ったよりいい出来上がりだったと思います。映像化する前も、リハーサルで私は鳥肌が立ちました。それくらい、実際の演技、撮影は刺激的でした。

助監督のあつしさん、スタジオ放課後の皆さん、編集のミノモ優作さんが、最終的に効果を狙って創り上げてくださり、感謝に堪えません。

衣装を俳優の後藤さんにお借りし、小道具の電話をBOOKOFFで調達し、テレビのナレーターは、同じく俳優の澤さんの音声を前もって録音。電話の着信音は、TikTokの音源を使うなどの工夫をし、音響係は、私がやらせていただき、かなり凝って創ったと思います。

場所は、東京の大崎の「ブックカフェ」をお借りして撮影したのですが、多くの本が在ります。私はもっとゴリ押しして机の置く位置を工夫し切って使い、書庫が最小限に映るようにすれば良かったと思いましたが、押しの弱かった姿勢はこれからの私の課題です。
もう少し我儘に創ってもよかったと思います。

「シナリオ通りに読まなくていいので、相乗効果を狙ってください」
と、一言頼んだのですが、物凄いことが起こりました。

後藤さんが、自身のお弁当を作ってきて、演技に入ります。

「ラジオ」の設定ですが、ラジオ機が用意していません。急遽、後藤さんの機転で、音声のする方へテレビを観ている設定へ。

演技が続くと、上田役の後藤さんが、役の素直なところを上手に演出してくれます。
味澤役の澤さん、当初、人の良さそうな店長の人柄をよく醸し出し、ニコニコしているのですが、……腹をさすっています。

そして、圧巻の出来事が。

澤さんが、アドリブを効かせてホワイトボードを利用し、ペンを叩きつけます‼︎
これは、シナリオに無かったことでした。

これ、これ、これよ! 皆んなで創り上げる映像! この心理描写、イケる……!!

最終シーン、後藤さんの絶叫で終わるのですが、私は、正直、鳥肌が立っていました。


ここで、
出演の 上田美里役 後藤夕紀子さんと、
    味澤裕役 澤昌広さんは、

それぞれ、商業映像にも出演されているプロの方です。
        後藤夕紀子さんは、
映画「弱虫ペダル」(三木康一郎監督)の
         保護者役、

        澤昌広さんは、
映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の
         豊臣秀吉のSP役

     で出演されています。

いつか、また一緒に映像を創りたい……


課題は、私のシナリオに若干説明台詞が多かったこと、そして、私の集中力と体力、そして、もうちょっと我儘になるところは我儘に創ってもよかったです。
昔の映画の現場では、喧嘩でさえも起こったとか……
それくらいのこだわりは、映画に引き締め効果を生むそうです。

⬇ 映像「調理場は泣き笑い」


⬇私の、Xのシナリオ用アカウント固定記事より引用


YouTubeチャンネル「喜劇channel」では、他の脚本家や俳優さんによって創られた映像が多数あります。是非、ご覧下さい。


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