「バックアップ・プラン」で生まれてきた人達
お正月やお盆など、家族や親せきが集まる時というのは、楽しく賑やかな時ではありますが、同時に内なる葛藤が浮かび上がる時でもあります。
血の繋がりがあるという括りで付き合わなければならない人達というのは、自分の波長や物の見方とは決して必ずしも親和性がある訳ではないからです。
家族や親せき、結婚相手というのは、自分が何かを学ぶためであったり、気づきを得たり、自身が成長するために約束してきた魂達であることがほとんどです。
しかしこれまでとは違って、現在起きていることで忘れてはならないのが、必ずしも自分にとってのベストの選択の人達と血の繋がりがあるわけではない現実に自分を置いている人もいるということです。
それは「バックアップ・プラン」を選んで生まれてきた人達が、今この地球上にはかなりの割合で存在するということなのです。
「バックアップ・プラン」というのは、「今この変容の時の地球に生まれてくること」を最優先事項としている魂たちが、本来自分が契約するはずだった親の条件が整うのを待つことができず、「今ここの地球」に間に合うように生まれてくることを言います。
例えば、本来自分が親として選ぶはずだった人が(魂は生まれてからの自由選択の結果で人生を創っているので)、身体の具合が悪かったりして子供を産めなかったり、またパートナーとの出会いが結婚まで行かずに子供を産むことをやめたり、「今ここの地球」に間に合う為には歳をとりすぎていたり、もしくは若すぎたり・・などの不具合が起こっているため、自分の親になってもらうことができないわけです。
しかし最優先事項は「この変容の時に、この地球に生まれ落ちている」ということなので、そこに間に合うように生まれてこようとして、それが叶う親の元に生まれてくるのです。(本来自分の親になるはずだった人と縁が近いか、その人に出逢える環境であったりすることもよくあります)
本来親とは、子供の魂がその人生の目的を達成するための最大限のサポートをする存在なのですが、なぜだか子供との波長が合わないために、理解や援助をするということができないばかりか、子供と折り合いが悪かったり、子供の足を引っ張るような親も存在します。
ある意味、親も不幸です。子供と波長が合わないことが苦しい人も中にはいるからです。
自分が親の立場なら、このような知識と理解を助けとして、最善の道を選んで子供を自由にするということは可能ですが、自分が子供の場合は、親やきょうだいとなぜか波長が合わず「一家の中の黒い羊」状態であることに苦しみ、孤独の道を進んでしまうことも起こり得ます。
自分が「バックアップ・プラン」で生まれたと感じるならば、その「合わない」人達と合わせることに人生をすり減らし、悲しみと苦しみの中に居続けるのではなく、なぜ「バックアップ・プラン」を選んでまでここに生まれてきているのか?ということに気付かなくてはなりません。
自分は何をするためにここにいるのか?
どんな人生を送るために今ここの地球に生まれてきているのか?
自分の魂の計画は何か?
そうです。思い出す時が来ているのです。
「バックアップ・プラン」で生まれている人達というのは、必ずその苦しみがあってさえやりたいと願っている計画を持っています。
その計画を実行に移す時が来ています。
本当の魂の契約を交わした人達と出会う時が来ています。
自分が目覚めることで、パワフルにその流れが起こって来ます。
いえ、目覚めると決意するだけで、そこに向かうのです。
あなたが生まれてきたのは、あなたの魂が計画したことを実行するためです。
その流れをせき止めているのは「あなたの怖れ」でしかないことに、どうか気づいてほしいと願っています。