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#01 NYTのオンライン講座で批評記事の書き方を教わるの巻

やっぱり海外の新聞の中ではダントツでニューヨーク・タイムズが面白い。

昨年の秋、編集者の坪井遥君とスタバで会ったときに「ニューヨーク・タイムズのタイトルは詩的なんですよね、本当に上手い...」と彼が言っていたのを思い出す。私も「そう!分かる...彼ら、本当にどんな訓練を受けてるんだろう...」と返した。日本の新聞と違って、もっと記者の五感をビシビシと文章から感じる。ニューヨーク・タイムズの記者が書いているのは、ニュースというより、ストーリーなのだ。さっそく、どんな研修を受けているのか気になったので色々調べて見ると、The School of The New York Timesで一般人も学べるということが分かった。

「へぇ〜1万円ちょっとでスキルを教えてくれるなら...」と思い、さっそく申し込んだ。気になったことはとりあえず何でもやってみる。

半分くらい視聴して、転職活動が忙しくなって放置していた。これから、もう一度見返して面白かった部分を書いておこうと思う。

今回メモとして残しておくのは、批評の書き方の手引き。

以下、受講生用の資料より抜粋。

批評(レビュー)には遊び心のあるものと真面目なものがありますが、多くの場合は似たような構造になっています。この構造を理解することで、批評をよりよく読み、理解することができます。ここでは、いくつかの部分に注目してみましょう。

①リード
リードは批評の最初の段落です。面白くても、思慮深くても、分析的でも、挑発的でも、説明的でも構いませんが、決して退屈なものであってはなりません。批評家がレビューの中で主張するポイントのステージを設定しなければなりません。

②意見のポイント
批評家は批評の中で事実と意見を織り交ぜます。映画、演劇、本、コンサートやアルバムで演奏された曲のリスト、あるいは展覧会のチェックリストの羅列であるような記事は、欠陥のあるレビューです。演技や演出、小説の構成、展覧会の構成、コンサートでの演奏や特撮について批評家がどう思うかが重要です。

③批評の種類
批評は絶賛の記事なのか、ネガティブな記事なのか、それともそれらの混合なのかの3種類があります。絶賛やネガティブな記事は、読者には一目瞭然です。ミックスの批評は書くのが難しく、批評家がその作品のポジティブな点とネガティブな点を明確に説明する必要があります。

④キッカー
キッカーは批評の最後の行であり、批評家はその最後の行を記憶に残るものにしようと努力します。しかし、それはまた、批評のトーンに適合する必要があります。批評の全体が絶賛のトーンの場合、最後の一行がネガティブだと場違いな感じがします。

ふむふむ、色々とヒントがあってありがたい...。これから動画を視聴して行く中で面白かった部分はこんな感じでメモを残すことにするので、お時間があったらどうぞ〜!


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