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スポーツと音楽

スポーツをやるのはからきしだが、テレビで観るのは結構好きだったりする。
特に、バレーボールはよく観る。

さて、バレーボールに限らず、オリンピックやサッカーワールドカップ、世界陸上、世界水泳など、スポーツの大会が行われるときには、たいていテーマソング、応援ソングが手がけられる。

この曲たちが、いつもすごいと思うのだ。
大会を盛り上げ、かつ後々まで競技の名場面とともに記憶に残る。
ミュージシャンの皆さん方、大会に華を添えるような楽曲をよくドンピシャで作れるなあ〜と感心する。
(ミュージシャンだからこそテーマに沿ったものを作れるのだとも思うのだけど。それにしてもやっぱりすごい)

例えば、Superflyの「タマシイレボリューション」。

サッカーワールドカップという4年に1度のお祭りに対する高揚感や、選手たちが士気を上げて闘いに挑む感じがよく出ているなと思う。

それから、ゆずの「栄光の架橋」。

栄光の架橋を聴くと、男子体操の鉄棒競技の着地場面が今でもよみがえる。
選手たちの血の滲むような努力や大舞台での一度きりの試合やパフォーマンスへかける思いが想像できる楽曲だ。

それから、もともとスポーツの祭典のための楽曲ではないものの、バスケットボールの国際試合で今や必ずと言っていいほど流れる10-FEETの「第ゼロ感」も、数秒のプレーで試合の流れが変わるバスケットボールという競技の疾走感や試合の緊迫感がよく表れているなあと思う。

この曲流れたらバスケって思うもんね。すごいよね。

こういった音楽のもうひとつすごいところは、それぞれの生活でブーストをかけるときに聴きたくなること。
もちろん、スポーツに関わる楽曲以外にも背中を押してくれる曲はたくさんあるのだが、やはり応援の意味も込められていることが多いこともあって、踏ん張らなくてはいけない場面で聴くとがんばろうという気になれる。


一流のスポーツ選手と自分にはすごく距離があるのに、あるときは試合を盛り上げ、あるときはわたしのけだるい身体に喝を入れ、前向きにさせてくれる。

楽曲ってすごい。

最後に、わたしがよく観るバレーボールの、昨年のテーマソングを紹介したい。

Mrs.GREEN APPLEの「ANTENNA」。
バレーボールのコートにあるアンテナに掛けている曲と捉えているけど、よく聴いてみると、やらかしちゃったこととか、過去の傷とか、ずんとした憂鬱とか、そういったものも引き連れて進んでいく気概を感じられる曲だなと思った。

今年のパリオリンピックには、どんな音楽が出てくるんだろうか。各局のテーマソングがとても楽しみ。

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