3月の旅立ち
3月に入って訃報2つ。
1人目は理事のお母さん。享年88歳。大往生というべきか。長らく療養されていて、リハビリが効いてきたと思っていた矢先だったそうだ。もう「1人」は別の理事の犬。12歳半だった。きっとワンコはお母さんの手を引いてあの世への道をゆっくりと散歩しているんじゃないかと思う。
「死」は辛い。残された者にとってもう会えないという悲しみはいかばかりか。けれど死は決して悲しものではない。人間はこの世に遊びに来ている。宇宙の流れから見ると、人間の一生はまばたきするくらいの瞬間だ。その一瞬をいかに楽しめるか。たまたま出会って家族になり、たまたま出会って職場の仲間になる。「死」は元の世界に戻っていっただけののこと。だから「また会おう」と見送りたい。
と頭では分かっているけどね、やっぱり寂しいね。ぬくもりとか笑顔とか、もう会えないというのはほんとに寂しいね。
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