結婚観

結婚1年目。1年前の今日の夕方、初めて夫の住む家に入れてもらって感動した1分後、あまりの汚さに愕然とし、それから掃除の日々が続いた。あれから1年。昨日は夫自ら掃除機を買い、今朝はその掃除機をかけながら「いいわ〜」と言っている。1年って人を変えるものですね。

さて、1年を振り返ってみての結婚観。

夫が54歳、私が44歳の結婚のニュースにみんながとても驚いたと同時に、独身の仲間には勇気と希望を与えたとも言われた。夫はどうか知らないが、私は結婚を諦めていたわけではなかった。もちろん40歳を過ぎてからは一人で生きる政策を推進し、個人年金の受取額を増やし、なるべく財産になるものは買わないようにしていた。数は少なくなったが見合いも断り、茶飲み友だちとして付き合える人が何人かいてたらいいなと思っていた。そんなときに現れたのが夫である。最初は「この人、変わっているな」ぐらいにしか思っていなかった。が、知り合って4ヶ月で付き合い、付き合って1年で結婚した。どちらも私から言い出した。

「待っていてもだめ」

好きな人が目の前に現れて、その人が付き合ってくれといい、結婚してくれと言われる確率は歳を取ればとるほど減っていく。自分から捕まえにいかないとだめなのだ。でも、だれでもいいと言っているわけではない。自分がこんな人がいいと思っている人のアンテナを広げて、それに少しでもひっかかった人には「意識」をして観察してみる。観察した結果、よし、この人ならと思ったら絶対に自分からいくべきだ。

結婚1年経って思うこと。女性は好きな人と結婚するのが一番幸せだ。自分が心から好きだと思う人と結婚してほしい。そしたらたいていのことは乗り越えられる。1年目にして思うこと。さて、2年目はどのような感想が待っていることやら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?