見出し画像

「催眠」について。

こんにちは。

えみひらくOffice、セラピストのエミリーです。

今回は、私もセッションをしています、

ヒプノセラピーについて書いてみました。

少し長くなりますが、

ヒプノセラピーという言葉を聞くのは初めて、

という方も、

ヒプノセラピーには興味があるけど、

どんなものかよくわからないので、

まだ受けたことがない、

という方も、

よかったらご参考程度に最後までお読みいただけると

嬉しいです。

(長いので、ここから行間を狭くいたします)


【ヒプノセラピーの歴史】
ヒプノセラピーは日本語で催眠療法と言います。
「催眠」という言葉は、
19世紀にジェイムス・ブレイド博士よって
考えられました。
ですが、「催眠」という名前がつくまでにも
15~16世紀以前のインドやエジプト、
ヨーロッパで行われていたと言われています。

【催眠療法とはどんなもの?】
催眠というと、小説やドラマの中にように
「自分の知らない間に、
何かされてしまうんじゃないだろうか?」
「自分の意志に反して、
何か指示で動かされてしまうんじゃないだろうか?」
と、思われる方も、
もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
ですが、実は催眠状態というのはとても自然な状態で
一日に何回も出たり入ったりしているものなのです。
たとえば、大好きな映画を集中して観ているときや、
小説を読んでいるとき、
楽しかったり、とても心地よい状態のときは、
新しい情報ややり方を
受け入れやすいのではないかと思いますが、
いかがでしょうか。
このような状態も催眠状態のひとつなのです。

【催眠療法の仕組みとは?】
心には、
自分の意識出来る範囲で存在する顕在意識と
意識しなくても機能している潜在意識があります。
たとえば、高いところにあるものを取ろうと
手を伸ばすのは意識の働きで、
心臓や胃などの内臓の働きは潜在意識の働きです。
潜在意識が心得ている仕事としては、
身体の機能のように
生まれつき備わっているものもあれば、
生まれた後に備わるもの、
たとえば小さい頃からの習慣や、
家族や兄弟、お友達から繰り返し受けた言葉や行為と
感情が結びついて出来た行動パターンなど、
それらがプログラムのようになり、
潜在意識の中で、
発動するのを待っているものもあります。
これが、学習というものの本質で、
普通は自分に有利に働きます。
ですが、時に、
「もう、こんなことは繰り返したくない!」
「こんな感情に振り回されたくない!
もう、必要ない!」
と、思うことがあるでしょう。
もし、今そう感じている思いがあるのならば、
ずっと昔に心に出来上がったプログラムを、
催眠療法を利用して新しく好ましい習慣や
自己イメージに入れ替えるチャンスかもしれません。

【なぜ催眠療法を使うの?】
自分の好ましくない習慣や
自己イメージを変えたいと思って努力しても、
なかなか変えられなかった、
という経験がありませんか?
そして、変われない自分を責めて、
自己嫌悪に陥ったりしたことはありませんか?
多かれ少なかれ、私自身も含めほとんどの方が
そのようなご経験をされたことが
あるのではないかと思います。
実は、心のプログラムを変える方法として、
頑張ったり、努力するよりも、
もっと楽で気持ちよくて、身体にも良い、
効果的な方法があります。
それが、催眠療法です。
どういうことかと言いますと、
心には安全装置のように働くフィルター、
つまりプロテクターがあり、
新しい考えや行動が、
過去自分が得た知識や信念と一致するかどうか
ふるいにかけています。
それにより、信念や性格、
現実に対する認識の一貫性が保たれ、
なんでもかんでも受け入れて
混乱してしまうのを防ぐ一方、
前に進みたいと思ったときに浮かぶ
変革的なアイデアや
自分の好ましいイメージの変化も、
今までの自分と違うということで、
はねつけられてしまうのです。
たとえば、
身体を動かす習慣をつけよう、と思っても
三日坊主になってしまうのは、
どこかで「運動を続けるのは難しい」という考えを
すでに受け入れているからなのです。
そこで、その心のプロテクターを安心させて、
気持ち良い状態で
一時的に心のプロテクターを解除し、
自分の心の内面と対話ができる場をつくり、
新しく好ましい習慣や
自己イメージを心にインストールする方法が
催眠療法なのです。
無事にインストールされた習慣や自己イメージは、
もはや、そうである自分が自然
というような感じになっていきます。
そして、
態度が変わり、行動が変わり、
現実を変える力となっていくのです。

【催眠療法セッションの流れは?】
セラピストによって多少異なるかと思いますが、
当セッションの流れは、
○セッションに来てくだっさった理由や
お悩みをお伺いいたします
○お客様と一緒に、”なりたいわたし”のイメージを
「10の質問」に添って、まとめていきます
○椅子またはベッドに横になっていただき、
リラックスした状態で催眠療法を行います
○解催眠を必ず行います
これが、おおよその流れになります。

【他のヒプノセラピストと、どこが違うの?】
ヒプノセラピストの役割は、
お客様を催眠状態にご案内する
ナビゲーターのようなものだと
私は思っています。
当セッションを行うセラピストは、
中国武術の修行や瞑想を長年行っており、
催眠療法の鍵となる
暗示をインプットする際に不可欠な
とても心地よく
深くリラックスした状態を、
理論としてだけではなく、
体感として自身が学んでいることで、
お客様にも、
催眠療法が効果を発揮しやすい
深くリラックスした状態に
なっていただけるよう
ナビゲートすることが出来ます。
そのことで、
セッションが終わった後は、
とてもリフレッシュした感じがする、
というお声も多く
中には、フェイシャルエステをしたの?と
会った人に間違われるくらい、
お顔が明るくなって、目がキラキラと輝く、
という方もおられます。

【誰でも催眠療法が受けられるの?】
催眠とは、
「非常に暗示にかかりやすい、
注意が集中した状態である」
と、言われています。
ここでいう「暗示」とは、
”なりたいわたし”のイメージなどを指しています。
ですので、
基本的にはどなたでもお受けいただけますが、
ある程度、一定した注意の集中が保てる
ご年齢や状態の方を対象としています。
病院に通院されている方は、
お医者様にご相談の上、
ご利用いただくことをお願いいたします。
なお、催眠療法は治療ではございません。
催眠療法で対応できる範囲を
超えたご相談の場合は、
専門的に対応できる方を
ご紹介させていただく場合がございます。
また、男性の場合、セラピストと初対面の場合は
どなたか女性の方のご同伴を
お願いする場合がございます。

【受けたいけど、申込はどこから?】
こちらからご相談承ります。
ご質問がある方は、
まずはお気軽にお問合せくださいませ。

えみひらくOffice

いいなと思ったら応援しよう!