人生初のお茶会に参加。続きの続き。
ご無沙汰いたしました。
今年の夏に人生初のお茶会に参加してきました。
とっても素晴らしかったので書いています。
ずいぶんたってしまったけどつづきです。
待合いで白い靴下を履いて、参加する方と少しお話しをします。
待合いで少しお話しするときに【正客】さんを決めるそうです。
【正客】は、お茶会のリーダー的存在。
一番年上の方に正客をお任せしたり、
年齢に差がなさそうなときは、待合いでの何気ない会話から、お茶の経験について話したり聞いたりして、ベテランの方に正客をお任せするとのことです。
はじめましてだからってモジモジしていられないです。
これから同じ時間を過ごすメンバーになるのだから、和やかな空気を作ることが大切。
はじめましての方とお話しするのが平気な私。
みなさんのお茶会の参加回数はもちろん確認済み◎
何気ない会話が大切なんだと知り、コミュニケーションを取ることの大切さを再認識しました。
正客さんから順にお茶の先生のご指導の下、お茶室に入ります。
色々な流派があるとのことです。
私の番が来ました。ドキドキ。
まずは扇子の使い方。
扇子は、
『相手と自分の境を示すために置く』
とのことです。
あいさつするときに自分の前に扇子を置いてご挨拶します。
畳の縁を踏まないよう静かに歩きます。
床の間の飾りを拝見します。
拝見しますと教えてもらっても、緊張のあまりよくわからない、、、
船の掛け軸や置き物がありました。。。
床の間の次は、茶道の道具を拝見します。これもまた見たふりしかしてません、、、
ガラスのお茶入れや水色の道具。。。
緊張してるし何を見るってんだい??
初心者なのでこんな具合です。
主人がお茶を立ててくださいます。
そのとき先生がおっしゃいました。
『今、心は自由な時間なので、心がどこに行っても構いません。』
私は脚が痺れるなぁしか思えないけど、、、
先生は、心が海に行っていたとのことでした。
そしてお茶菓子ちょうだいします。
お菓子の説明がありました。
『今日のお菓子は、荒磯です。』
なんかわかんないけど美味しそう。。。
懐紙の使い方、お箸の使い方、お菓子のいただき方をお教えいただきます。
順にお茶をいただきます。
お茶のいただき方、いただいたあとは器を眺めます。
ガラスのお茶碗もありました。。。
お茶のお作法のあれこれ、大変勉強になりました。
丁寧にゆっくりとお茶とお菓子を味わうことは貴重な体験でした。
先生が最後に
『今日は海をテーマにしていました。』とおっしゃいました。
思い出してみれば、、、
・入り口の金魚鉢の飾り
・床の間の掛け軸の船(海を渡る船の絵でした!)
・床の間に蛸壺の飾り
・茶道の道具が綺麗な水色やガラスのもの
・『荒磯』と言う海を連想するお茶菓子
・お茶碗がガラスのものや綺麗な青色のもの
夏を演出し、海をテーマにおもてなししてくださっていたのでした!!!