見出し画像

【最終報告書】360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?

この記事は、新しい働き方LAB研究員制度4期(2024)の最終報告書です
【ACTUAL Inc. 指定企画】
360度メディアを活用して、半年間で新しい仕事を生み出せるのか?

▼企画概要と計画書

▼中間報告

▼最終報告

●実験の目的
実際に360度カメラで撮影を行い、WHERENESSを用いて映像制作に取り組む。
これまでに無い表現手法で、世の中に新たな発見や視点をもたらすプロジェクト。

◆検証したいこと/検証結果

チームで設定した課題の解決を目指しながら、参加者全員で
プロの「360°メディアクリエイター」を目指したら、仕事につながるのか?

▼検証結果
結果的に、活動期間の仕事受注や収益化にはつながりませんでした。

しかしプロジェクトを通して360° コンテンツ(写真と動画)と「WHERENESS」メディアでの活用法を研究し続けた結果、このジャンルの可能性と良いところ/悪いところの両側面から様々な検証データを得ることができました。

実験目的は達成はできませんでしたが、データを元に新たなコンテンツを生み出すことはできたので、活動期間が終わったあともメンバーと共にプロジェクトを継続していくことが決まっています。

この報告書では成果物として制作したプロジェクトと
今後の活動展望についてまとめていきます。

◆活動の概要

360°メディアを活用することで、デジタルコミュニケーション課題を解決することはできるのか?
あらたな体験的なデジタルコミュニケーションの創出は生まれるのか。

▼成果報告と成果物について

2024年11月17日(日)横浜YOXO BOX (コワーキングシェアスペース)にて
指定企画「360度メディア活用」の最終発表会が開かれました。

企画参加メンバー全10組がテーマの異なる「360°メディアコンテンツ」を発表
※活動形式やスタイルは自由:個人または複数人チームなど
主催のACTUAL Inc. 様がYouTube配信の段取りをしてくださり、現地参加できなかった企画メンバーやその他の4期研究員にも視聴してもらうことができました。

▼11/17(日)最終発表会のアーカイブはリンクからご覧いただけます
(アクチュアル社 江村さん、ご尽力くださりありがとうございました!)

私は個人企画のほか、メンバーのKAHOさんと一緒にチームユニットを組み
「ライトホラーチーム(LH360)」2つのプロジェクトで参加しました。

<最終発表会 当日のスケジュール>
1:exceateさんの個人企画
2:ホラーチーム(LH360)◀️発表
3:私の個人企画     ◀️発表

4:絵本チーム
5:eveさんの個人企画
6:チーム水辺
7:ノダミヤコさんの個人企画
8:菖蒲さんの個人企画
9:えなさんの個人企画
10:島村竜一さんの個人企画

◾️ホラーチームの制作発表

ホラーチーム【LH360】のコンセプトは
怖がりこそ沼る ”ライトホラー” エンターテイメント
夏の企画段階からミーティングを重ね、360°エンターテイメントの需要性やメリットデメリットを洗い出してコンテンツとして形成しました

▼360°動画×ライトホラー企画書

最終発表会ではKAHOさんと私と、合わせて4個のコンテンツを発表
▼制作したコンテンツは、LH360サイト内リンクよりご体験いただけます
https://lighthorror.wixsite.com/lh360
(このカッコいい公式サイトはKAHOさんが手掛けてくれました!)

<コンテンツメニュー>
●LH360クリエイター  KAHO 制作

「深夜4時、ビジネスホテルにて」
●LH360クリエイター  Fumie 制作
「怪談作家の家」
「真夜中のドライブ」
「トンネル」

●ライトホラー企画への質問と回答

Q:実写映像は使用してないのですか?
A:今回は、AI生成で作成した360°空間をフルで使用しているが
  実写制作も検討している

Q:仕事にできるか?の実験のため、収益化への計画はどうですか?
A:企画当初はイベントを立ち上げて参加費を得る方法を考えていましたが、WHERENESS上にアップしたプロジェクトが開けないなどのエラーや懸念点があり、チケット購入者へのフォローやサポートが出来ない可能性を考えて今回は無料で行うこととしました。
また、実際にどのくらいの恐怖レベルのコンテンツが出来上がるのかユーザー体感のフィードバックを集める実験的な取り組み(モニター期間)としてゴールを位置付けました。

※システムエラーへの対応はアクチュアル社との連携が必要になってくるため、連携が難しい場合にはイベントではなく、その他で収益ポイントを作る必要があると考えています。

◾️個人企画の制作発表

個人制作の360°メディア制作
「新しいサードプレイス」となるクローズドなオンライン空間の創造
(Webサイト+スペース)をコンセプトに制作しました。

スライド資料

●新しいサードプレイス をコンセプトに制作した: 喫茶惑星
↓リンク先からWHERENESSのプラットフォームが開きます

●個人企画への質問と回答

Q:サードプレイスとはどういうシーンを想定していますか?
A:(発表会の時に的を得た回答できなかった部分)
WHERENESSはメタバース空間とは異なり人が集まって交流ができるプラットフォームではないため、個人的な用途に落とし込んでいくのがいい活用法だと考えています。

(会場フィードバック)
・自分の気に入ったものを詰め込んでいく、お気に入りの場所を作る
・自分のリアル空間で個人の自己紹介動画をつくる(実写ver)
・クローズドなwebサイトとしての活用方法など
・ブランドの世界観をイメージさせる場所(広報的な活用など)
・チケット配信などの課金ポイントはこれから実装される予定
・民泊施設の実写紹介、お土産としてその施設の体験を持ち帰ってもえらえる
・日本企業の海外進出にイメージ共有で活用できる
・パーティールームの大画面で流す など

▼今後の活動展望

半年間の研究期間は終了しましたが、KAHOさんとユニットを組んだ
【LH360 】での活動は継続していく予定です。

最終発表会が終わって、一息ついているところですが
これから活動期間に得られたデータや体験を有料コンテンツ化したnoteの販売
女性映像クリエイターのユニットいう点も活かして情報発信に取り組んでいく予定です。

▼アンケートも募集中!
今後の活動や制作にも繋がりますので、ぜひ声をお寄せください!!
サイト内にアンケートフォームを設置しています

研究員活動の半年間は、1期〜4期と過ごしてきて
毎年あっという間だと感じるのですが、今年は特に短く感じました。
それだけ充実して中身の濃い期間だったからだと思うのですが、ユニットを組んだり今後に繋げられそうな活動ができたことは非常に大きな収穫だったと思います。

半年間ありがとうございました。
以上、最終報告書になります。





いいなと思ったら応援しよう!