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卵焼きから考える、人それぞれの最適解

卵焼きを作るとき、
みなさんは卵をいくつ使いますか?
わたしは一人前だと2つ。たまに3つです。
これは食べる人数によっても変わりそうですが
ひとまず一人前と考えてみます。

わたしの友人は一人前に、卵を4つ使うそうです。
自分の満足を追求した結果、その数に至ったんだそう。
それを聞いた時、わたしは思わずこう言いました。
「ぜいたくぅ〜っ」

しかしなんだかこれは興味深い。
満足感から使う卵の数量を考えてこなかったわたしは
自分の満足を知るべく、早速卵を4つ使って、
卵焼きを焼いてみることに。

すると根源的な問題に直面します。
それ卵焼き用のフライパンのサイズ。

そもそも、うちの卵焼き用のフライパンは
そんなに大きいサイズではありません。
そしてわたしがよく作るだし巻き卵の分量は
水分量が少し多め。
卵を4つ使うとなると、フライパンから
少し溢れそうになり、作る最中気をつかいます。
しかし、わたしは作っていて
ストレスを感じない分量で卵焼きを作りたい。
そしてこの鉄のフライパンをこれからも育てたい。
ということはこのフライパンで卵焼きを焼くには
卵3つがベストな数量。
なおかつ、食べていて満足感も得られるのは
2つより3つだと、この度判明したのです…!
(なんだか壮大だな

これはなにげなく卵焼きを焼き続けていたら
思いもしないことでした。
それにこういった自分にとっての最適解を
普段どれほど知っているだろうか、と
卵焼きを通して見つめ直す良き機会となりました。

たかが卵1つ、されど卵1つ。

そのたった1つの違いで
わたしたちの積み重なる日常の満足度は
少しずつ変わっていくのかもしれません。

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