深夜3時、流血の遊戯
まさかこんなことになるとは。
それはいつも突然やってくる。
今夜もやっぱりそうだった。
シーツの上でうとうとしていたら
猫がおもちゃを咥えてやってきた。
どうやら遊んで欲しいようだ。
ああもうわかったからと、
猫たちの前でわたしはおもちゃを動かし始める。
追う猫、動かすわたし。
しばらく猫たちと夢中になって遊んでいたら
猫のするどい爪がおもちゃと間違えて
わたしの人差し指をぶっ刺した。
ひでぶーーーーーっっっ!!!
かの有名な断末魔を心で叫ぶ深夜3時。
勢いよく溢れ出す血。
ふっ飛ぶ眠気。
まだ遊べとおもちゃを持ってくる猫。
ズキズキする指にわたしが絶大な信頼を寄せる
キズパワーパッドを貼りながら思う。
今夜はもう遊ばねーーー。
この後、寝室に戻ると2匹の猫に寝場所をガッツリ奪われているのでした。
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