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自分の髪質に降参するということ

日々のサロンワークでは、髪質のお悩みを聞いています。

ご自身の髪質に満足していない人多いですよね。

違う髪に憧れ、あれこれ駆使して、求める方向へいかれたら良いのだけれど…
大半の誰もが限界という壁にぶつかることって経験していると思います。

そしてお悩み第一位に君臨していると思われる
“髪が硬くて多い”
そしてその多くの人が同じように間違った扱い方でそのお悩みや髪が多いことを助長させています…

そもそも、髪が多いことをネガティブに捉えている人が多いと言うか、美容師ですら「多くて大変でしょ」とか言ったり、短くしたい人に「短くしたら扱いづらくなる」と言い、縮毛矯正をすすめられたという話しも聞いたりする

髪が多いことってネガティブなことではなく、
多いことで髪型の幅が拡がると思うんですよね。

髪の多い人できるショートヘア、ショートボブって、奥行きがでてかっこいい髪になるとわたしは思っています。髪型の3Dが叶います

美容師の心ない言葉に多くの乙女はしょんぼりして、髪の多いことで親を恨んでいる人いるんですよ〜

例えばですけれど、髪が硬くて多い人が縮毛矯正をかけたとして、ストレートになります
ストレートになった髪はストレートになったところから垂直におります
ということは、頭は丸みがあるので、そのままだと本当にただの真っ直ぐなだけなのでそれに適した髪型は少ないし、場合によっては頭が大きくなってしまいます。
髪型にくびれがなく寸胴ということです。

かっこいい髪というのは、何層にも重なっていく髪を顔の形、頭の形、首の長さなどの短所をカバーしながらどのくらい髪を残してその人を活かしているかどうかだと思います。

美容師に対して…技術が上手い下手とか言うけれど、それはあくまでもその人の主観になるので、カットが上手いという噂で美容師を選ぶのは微妙だと思う。

転勤族のため、3年ぶりにお越しくださった33歳の彼女

本当に美容師探しが苦痛だと言っていた

なぜなら、髪が硬くて多くて美容師に迷惑がられるという想いで美容師を探しているそうです…

美容師が嫌そうな顔をしたとか(笑


思考の癖が、髪質以上に厄介です(笑)

そんな風に思っていたら、絶対的に良き髪になれない〜と思うから。

わたしが美容師だったら、髪の多い人嫌だから…って

美容師したことない人に美容師の何を知っているというの?

美容師を見損なわないで欲しい

でもでも、3年もの間に何人もの美容師と会話して髪を切っていたことで、彼女なりの思いがあるんでしょうね。

でもそれを難しく考えるか前向きに考えるかで
未来は変わります。

その人その人に寄り添っていきながら、美容師の本音を交えて髪を残しながらカットしていきます。

自分の髪質が嫌でも何でも
髪は神様が宿るとも言われています

どんなケミカルを駆使しても負担をかけること
そして自分以外の何かになろうとせず
好きになって(時間かかるかもしれないけど)
受け入れて活かしていく方が
ずっとずっと気持ちいいということに辿り着くでしょう✨

ご自身のペースででね💙


降参してみたら意外に良い現実が見えてくる…かもよ。

わたしはそんなことを提案していきます⭐︎

上 アフター / 下 ビフォー

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