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国境離島_五島列島(九州最西端)
企画の経緯
五島列島へは以前から憧れがあったものの、高額になる傾向があり二の足を踏んでいました。思いが変わったのは、博多港から対馬・壱岐の島の旅をした際に五島への航路を知ったとき。後日、五島列島への旅を企画する際には、真っ先に博多港からの福江島行き航路を思い出しました。
また今回は九州で久々の旧友との再会も含めていたため、飛び石の日にお休みをいただき、いつもよりは少し長めの旅行期間に設定しましたが、2泊3日で十分堪能できる旅が企画できます。
旅程
アクセス
▼大阪>博多
新幹線のスーパー早得きっぷが安かったため、陸路移動で決定。空路が多かった九州ですがそのタイミングでは空路よりも安く行けました。
▼博多港>福江島
福江島には博多港から夜行フェリーで向かいます。なんと、夜行を利用することで、金曜夜の勤務終了後、新幹線>博多で乗船>翌朝8:15福江島に到着するスーパールートになります。夜まで働いて土曜の朝起きたら五島で目覚めるなんて、どこでもドア感でいっぱいです。
現地移動
▼福江島(五島)
福江島は朝から夕方までの滞在ですが、やはり九州最西端は目指したいと、初めての原付バイクのレンタルを採用しました。車よりも安く済み、自転車よりも圧倒的に遠くまで行けるため、原付デビューの不安は多少ありつつも、楽しみにしました。
目的
①国境離島、五島列島に上陸
②九州最西端、大瀬崎断崖
③旧友との再会
旅の内容
![](https://assets.st-note.com/img/1653142261106-YzyNHhEKNT.jpg?width=1200)
アクセスについて
文句なしでお勧めできる五島への夜行ルートです。終業後に荷物をとって新幹線に乗り、就寝前に博多で乗船、朝には五島。夜行フェリーは利用者も多く、賑やかで活気があります。
福江島、上陸
上陸後すぐにレンタルバイクを借り、九州最西端の大瀬崎を目指しました。往路は福江島を横断するルートを選択し一直線に向かったのですが、温暖な心地よい天気にも関わらずトンネル走行の寒さで一瞬原付選択を後悔しました。ただ運よく、もしもの寒さに備えたジャケットが功を奏し、トンネルを越えて進むことができました。次回以降レンタルバイク予定の際は、装備品も検討します。
また、五島には日本の世界遺産である潜伏キリシタンの関連遺産の協会もあるため、立ち寄りながら進みました。
大瀬崎断崖(九州最西端)
ついに到着した大瀬崎は拳骨を海に向かって伸ばしたような地形で、拳の上にチョコンとのる灯台がかわいらしくも思える景色でした。(カバー写真)
近くでは自衛隊の方が勤務をなさっており、海上を警戒されていましたので、改めて国境の認識をしました。
そしてこの灯台に向かってトレッキング、最後の拳の手の甲の部分ではかなり弱音を吐きそうでしたが、無事到達することができました。
長崎(世界新三大夜景)
福江島からは長崎に向かい、夜には夕食の際に聞いた夜景ツアーにその場で申し込んで観光しました。20時からのツアー参加ともなるともう、一日でこれ以上遊べないのではという鮨詰めレベルの行程です。
世界新三大夜景(香港・長崎・モナコ)に選出されたという夜景は思ったよりも気軽に行けて、稲佐山から見下ろす急激なすり鉢状の地形で輝く長崎の街は、半ば見学を諦めていたこともあり、好天にも幸運にも恵まれ、大変うれしいものでした。
唐津・呼子
長崎からは一路、旧友との再会に向かい、また翌日から一人旅に復帰、唐津にバスで向かい、唐津から呼子でイカのお惣菜を調達して戻り、唐津城を望む宿泊地で、炊き立てのご飯に呼子のイカで夕食を楽しみました。
なお、直近で旅の為にマイニューギアとして投入したのが、弁当箱型炊飯器です。炊き立てのご飯とおかずを一度に温められるこの炊飯器のおかげで旅の食費の検討の幅が広がりました。海外旅行が解禁しましたら、私は絶対この炊飯器とお米を持って旅立ちます。
翌朝には、唐津城をすっぽりと覆う虹を見ることができ、幸運に包まれた旅になりました。
帰路
唐津からはバスで博多へ、新幹線で流れる景色を堪能しながら大阪へ戻りました。
旅を終えて
土曜の朝に五島で迎える朝の景色は、瞬間移動してきたのではないかと思えるような、不思議で気分でワクワクするものでした。できるならば複数の島にも立ち寄りをするプランをまた検討してみたいと思います。
今回は目的以外に、想定外の素晴らしい経験をいくつもできて五島に加えて、特別なよい思い出ができました。
以上