東西南北_宗谷岬(日本最北端)
企画の経緯
国境の離島である礼文島と利尻島の案がでたときに、日本最北端の宗谷岬への訪問を決めました。遠方ではありますが二泊三日で残暑の頃の訪問となります。
旅程
離島優先
やはり離島は好条件が重ならないと行きづらいので、礼文島と利尻島の訪問が最優先としました。タイムスケジュール的には稚内から礼文、利尻と回って稚内に1日で戻ることが可能です。
アクセス
▼大阪>千歳>稚内
PeachとANAを利用して稚内へ。飛行機を乗り継いで稚内にたどり着きます。
▼稚内>礼文・利尻
稚内からフェリーになります。朝、稚内港を出港>礼文・香深港>礼文島観光>礼文香深港>利尻・沓形港>利尻島観光>鴛泊港>稚内空港と、フェリー+観光バスを使うと大変効率的に回れます。
現地移動
▼礼文・利尻
どちらも港から出発する観光バスでのツアー参加で対応しました。特に利尻は2つある港を移動する必要があったので、ツアーで出発の鴛泊港に到着するのは、大変助かりました。
▼宗谷岬
昼前の飛行機に乗れるよう、朝から稚内でレンタカーを借り、宗谷岬を目指しました。
目的
①国境の離島、礼文島・利尻島へ上陸
②日本最北端、宗谷岬を訪問
旅の内容
アクセスについて
飛行機乗り継ぎで比較的スムーズに稚内に行けたことは意外でした。離島へも好天に恵まれたおかげで、問題なく回ってくることができました。
ですが、冬になると海上が荒れるため船はほとんど運行停止になり、離島で足止めも普通にあるそうです。
礼文島・利尻島
最北の離島である、礼文島は海抜0mから高山植物が見れる土地で、緯度の高さを認識できます。礼文最北端のスコトン岬で売店があり食品などさまざま販売していますが、私はパンフレットをいただき、翌年のおせち料理を注文し、正月を楽しみました。
フェリーで移動して利尻島に上陸し、港の移動も兼ねて半日ツアーに参加しました。利尻島は見る方向によって姿が変わるといいうことですが、確かに富士山のように見える景色のほかに、荒々しい稜線を描く角度もありました。私は稚内から見る利尻山が結構気に入りましたが、現地に行って印象の変わる姿を知れて、よかったです。
宗谷岬
念願の最北端です。素晴らしい天気で、海の向こうにはサハリン(樺太)を見ることができました。近くには間宮林蔵渡樺出港の地もあり、江戸時代にも同じような景色を見たのだろうな、と冒険心に共感しました。
帰路
昼前の稚内空港から千歳、大阪へと戻りましたが、やはりスムーズにあっさり帰宅。思ったよりもストレスがなくて驚きでした。
旅を終えて
想像していたよりも、スムーズに行ける稚内でしたが、離島はお天気に左右されるので、今回は幸運でした。思った以上にコンパクトで濃縮した旅ができました。
なお、お宿については稚内はホテルですと少しお高めになるので、私はゲストハウスに宿泊、なれない相部屋利用でしたが、なかなか面白い経験でした。
やはり北海道はバイカーなどを含め、旅をしている方々もそれぞれ思い思いに楽しんでいる旅慣れした方が目立つ気がしました。私は今回端をかじった程度なので、雄大な北海道をまたたくさん楽しめそうだ、とわくわくした気持ちで旅を終えました。
以上