GW第2弾_足摺岬(四国最南端)
企画の経緯
遠い遠い足摺岬
これまで何度か目的地に設定したことがあったのですが、主に自分の運転スキル不足で企画が成就することはありませんでした。足摺岬はとにかく車で行くしかありません。旅行のときしか運転しない私ではどこかで宿泊して休憩が必須…
GWの宿泊
GWは早くから手ごろなお宿は検討を始めた2月頃からなくなっていました。…仕方ない、キャンプするか。私はキャンプ好きのキャンパーではなく、宿泊の選択肢としてキャンプを入れているタイプです。がっつり道具を揃えているわけではないのでやや後ろ向きではありますが、これもスキルアップになるはず、と選択することにしました。
旅程
アクセス
▼大阪>四国
四国上陸に関して、最安手段は何と言っても南海電鉄が発売している「とくしま好きっぷ」です。以前、関空帰りの電車のつり広告で見かけて絶対利用してみようと思っていました。なんば>和歌山港>徳島港で2,200円と驚愕の値段です。復路でも同額で購入が可能です。
現地移動
足摺岬まではどうやっても車が必要になるため、四国上陸後はすべて車にすべくレンタカーに決定しました。あとはすべて一人運転なので無理なく体調よく過ごすことが課題です。
目的
足摺岬は必達。あとはオススメ動画にでてきた仁淀川に乗っかって、行けたら行ってみよう。キャンプが珍しいついでにアクティビティをやってみるのもよいかもしれない、としました。キャンプ泊を探したところ、スノーピークでは隈研吾のモバイルハウスがあることを知り、宿泊体験も兼ねることとしました。
旅の内容
アクセスについて
「とくしま好きっぷ」で乗船した南海フェリーはGW中盤戦の時期でもあり多くの方が利用していましたが、帰省客多めの穏やかな雰囲気の混雑にワクワク感が高まります。
お天気も上々で、徳島からは四国を高速道路を利用し横断して1泊目の仁淀川を目指し、2日目に足摺岬を目指しますが、高速道路も切れ切れになるため走行時間は長くなります。好天に恵まれましたが、帰りのドライブはやはり疲れが出てしまいました。
仁淀川
スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドでモバイルハウス宿泊、2日目朝にシースルーカヤックを体験しました。
▼「住箱」宿泊
モバイルハウス「住箱」は居住性抜群で、最高の景色を目前に、同じ宿泊客でも通り抜けなどのマナー違反がない、ハイレベルなマナーの上に成立する面白い空間でした。
▼シースルーカヤック
仁淀川の美しい清流は、シースルーカヤックで満喫できました。クリアなカヤックによる、水面上に浮かぶような、座って滑っているような、清流と人の関係も、目に楽しいものでした。
足摺岬
足摺岬東側駐車場から進みました。駐車場からの太平洋を望む景色が、地球の丸さを感じる胸がすくような絶景の展望でした。
▼ソロキャンプ
スノーピーク土佐清水のフリーサイトでテント泊としました。海が近いため、風の心配をかなりしていましたが、当日はほぼ無風でなんとか無事の宿泊ができました。想定よりも体感気温が低かったのですが、アルミブランケットの力を身をもって知ることができました。必ず非常袋にアルミブランケットは入れておきましょう。
ちなみにこちらのキャンプサイトはシャワー以外に有料の浴場があって、それが本当に疲れが取れて、助かりました。
帰路
翌日朝は近接する見残し海岸の奇岩風景を楽しみ、すぐに徳島に向けてドライブを開始しました。高速道路に到るまでがやはり遠かったですが、安全運転で徳島に戻り、徳島港>和歌山港>大阪市内へと無事帰宅することができました。
フェリーではすっかり疲れが出てしまったようで、和歌山港時に船内清掃が始まってしまっており、危うく帰阪のための電車を乗り過ごしてしまう危機がありました。帰宅するまで気を抜いてはいけないと、反省しながらの帰り道になりました。
旅を終えて
何年も前から計画しては立ち消えた足摺岬に、ついに到達することができました。テント泊であることと長距離ドライブのため無事故であることが重要だったので私にとっては少し気の張る旅でしたが、足摺岬到達、テント泊、アクティビティあり、をすべてクリアできた、充実した旅となりました。
実はこの旅の帰宅後、入浴と荷替えをして夜行バスで東京>小笠原への旅が控えていましたが、疲れた分睡眠のハードルがかなり下がっていて、バスでも船でもよく眠ることができ、体調には不調なく旅を続けることができました。
四国には端旅企画として室戸岬を残しているので、宿題を残した気持ちで今回は終わります。
以上