気がつくと毎日泣いてる

まだ暗い寒い朝を何とか起きて
はるちゃんと縁太のご飯と水を換える。
お弁当を作って
人間の準備をして
送迎の嵐と買い出しに走り
目まぐるしく時間が過ぎていく。

小一時間ほど時間が出来て
ホットカーペットの上に座ると
はるちゃんもトコトコとやって来て
一緒に温まる。
幸せ、とーっても幸せな時間。
なのに涙が出てくる。
今日は少し左の目元が腫れているようにも見えて
顔を撫でながら
無意味だと思うけど顔をマッサージした。
「痛くないかい？」
「大好きだよ」
「一緒に居てくれてありがとね」と言いながら。

毎日じわじわと進行してるであろう病状に
ただただ向き合っている。
横でぐっすり寝ているはるちゃんが
いつ息をしなくなってしまうのか
そんなことばかり考えて
泣いてしまう毎日。

病気じゃ無かろうといつかは来る日。
受け止めろ自分。