鼻腔内腫瘍
口内炎かなぁって甘く見ていたあの日。
突然、鼻腔内腫瘍だなんて難しい病名と
余命まで宣告されたあの日。
「鼻腔内腫瘍 猫」って検索すると
顔が腫れてしまっている猫ちゃんの画像が沢山出てくる。
検索した頃は
はるちゃんの顔はまだ腫れてもなくて
「こんな風に腫れて顔が変形してしまったらどうしよう…受け入れられるのかな…」とか
不安に思っていた。
それから少しずつ、はるちゃんの顔が腫れてきたけれど
あの頃思ってたのとは違って
「うわぁ…腫れてきた…」とか衝撃も受けず
家族みんな普通に受け止めている。
ぱっと見、顔が変わってしまっているけれど
はるちゃんははるちゃんだし
可愛さも変わらない。
数ヶ月前の自分に伝えたくなる。
「大丈夫、何も変わらないよ。はるちゃんは頑張ってるし、引き続き可愛いままだよ」って。
クシャミを連発していたり
鼻血出したり
吐いたりすると一気に
「お別れ」が過ってしまうけれど。
体重も4キロをキープ。
カリカリを食べて
トイレも粗相なし。
今日もお気に入りのダンボールの中で寝てる。