誰かのために、ゴキゲンでいよう。
今日、人類が深刻な危機に直面しているのは、新型コロナウイルスのせいばかりではなく、人間どうしの信頼の欠如のせいでもある。感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。
出版社 河出書房新社のオウンドメディア
『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿! ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.03.24
より。
イスラエルの歴史学者の方の、視点。
世界中でたくさんの感染者や入院している人や、死者が出ている中、日本の数字がなぜそこまで上がってないのか、という疑問を、web上でちょこちょこ見かける。
日本では、古来から手を洗うことは体を清める行為だし、子どもの頃から何かと手を洗うことをずーっと言われ続けてきたから、海外の人よりは手を洗う回数が多いかも、とは思うけど。
週末、外出をして、駅の改札口で、駅員さんが改札機を消毒しているのを見た。
公共施設のトイレには消毒のにおいがするし、清潔が保たれている。
一人一人が都度手を洗い、気をつける。
手元になくて困っているものを、分け合う。
結局、こういうことの積み重ねだと思う。
誰かが感染しないように、名前も知らない誰かがちょっとずつしている行為が、少しずつ、私たちを救っている。
気付かないところで私を救ってくれているどなたか。
ありがとうございます😊
感染者数の増加や外出自粛や、オリンピックの延期にかかわらず。
おもてなし、とか、人のことを思う心の余裕は、失いたくないものです。
笑っていける機会を、大切にしよう。
私は、美味しいものを食べて、ゴキゲンでいます。
どんなことがあなたをゴキゲンにしますか?
今回の危機の現段階では、決定的な戦いは人類そのものの中で起こる。もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう。人間どうしが争えば、ウイルスは倍増する。対照的に、もしこの大流行からより緊密な国際協力が生じれば、それは新型コロナウイルスに対する勝利だけではなく、将来現れるあらゆる病原体に対しての勝利ともなることだろう。
出版社 河出書房新社のオウンドメディア
『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿! ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.03.24
より。
どんなしあわせがありましたか?
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