今の自分の「最高の1日」を考えてみる
朝8時。
波の音で目が覚める。
ここはオーストラリアのバイロンベイ。
日本が冬の間は夏の国・オーストラリアに毎年来ている。
今は12月。
もうすぐクリスマスで、ここでは波乗りサンタさんが見られるのが毎年の楽しみ。
エアビーで2ヶ月だけ手頃に借りているコンドミニアムでは、大きなベランダの窓からバイロンの美しい海が見える。
1LDKの家に彼と一緒に暮らす日々は、自由気ままだ。
白とグレー、ウッドテイストがメインの、シンプルでキレイに片付いた部屋。
白くてふかふか、2人で寝ても余裕のある広さのベッドは、気持ちよすぎて毎朝起きるのがもったいないくらいだ。
窓際には大きなグリーンの観葉植物
お気に入りのルームフレグランスの香り
サンゴや流木で作られたかわいいルームライト
日本にいる間、散々雑誌で読んで憧れてきた部屋やインテリアに囲まれている生活は、家にいるだけでわくわくする。
高級なものはないけど、お気に入りのものしかここにはない。
ブラインドと窓を開けると、海風が今日も気持ち良い。
「んー!」っと伸びをする。
キッチンへ移動して、朝ごはんの準備。
昨日の夜仕込んでおいたフレンチトーストをふわっふわに焼き上げて、ソーセージと目玉焼きもカリカリに焼く。
フレンチトーストにはオーガニックのメープルシロップといちごも乗せて。
ていねいに淹れたコーヒーも朝の時間には欠かせない。
9時半。
朝ごはんを食べたら、彼と家の近くのファーマーズマーケットへ繰り出す。
観光客はほとんど来ないけど、いつも地元の人たちで賑わっている、質は確かなマーケット。
いつ来ても、新鮮なフルーツや野菜、かわいい海の雑貨やオーガニックコスメなど、わくわくするもので溢れている。
どれもおいしくて、安い。
毎朝食べるフルーツと野菜、季節のお花に気になってたスパイスなどを買う。
さらにマーケットから歩いたところにある、近くのビーチへ。
ガイドブックには載っていない、静かで美しいお気に入りのビーチだ。
そこでシートを広げ、ごろんと寝転がって波の音を聞きながら本を読む。
太陽があたたかい。
たまにちょっと海に入ったりしながらのんびり過ごしたら、もう12時半。
そろそろお腹が減ってきた。
とことこビーチから歩いて、海沿いのお気に入りのカフェへ。
いつものテラス席で、今日はハンバーガーセットを頼む。
13時半。いったん家へ帰る。
お腹がいっぱいで眠くなったので1時間だけお昼寝。
窓から入ってくる風が心地いい。
1時間ですっきりして目を覚ましたら、少しだけお仕事。
今日行ってきたファーマーズマーケットやカフェの写真をSNSやブログにアップしたり、記事にする。
オーストラリアでの気ままな生活をコラムとしてメディアに寄稿しているのだ。
集中していたらあっという間に18時過ぎ。
ベランダから美しいサンセットを眺めながら、朝買った野菜と家にある食材で夕食作り。
海の生活にぴったりなSuchmosの音楽をかけながら。
野菜たっぷりサラダと、お肉、いくつかの副菜。
今日はチーズもあるから、白ワインを開けよう。
ゆったりと彼と夕食を味わって、「明日はどこに出かけようか?」なんて話していたら20時半。
後片付けをして、部屋にあるプロジェクターで一緒に映画を観る。
チャイを淹れてポップコーンも忘れずに。
もう何回も観たけど、最近またハマっているグレイテスト・ショーマンにしようかな。
22時にはゆったりお風呂タイム。
アロマキャンドルを焚いて、好きな音楽をかけてのんびり入る。
お風呂から出て、ベッドで読みかけの本を読んでいたらうとうとしてきたので、0時頃には彼と一緒に眠りにつく。
波の音を聞きながら。
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これは所属しているオンラインコミュニティ「dotcolony」のメンバーとやった「最高の1日を考えてみる」というワークショップでアウトプットした内容を元にした記事です。
それぞれ、自分にとっての「最高の1日」を考えるというもの。
「できるかどうか」や、「生活費を稼がないといけない」といったことは一切考えない。
そうすると、自分が心から求めていることや、本当に理想の生活が見えてくる。
そして、その理想と現在の自分の生活を比較して、「足りないもの」を把握する。
そしてさらに重要なのが、「最高の1日」を送るために足りないものを把握し、「そのために今からできること」までを具体的に落とし込むこと。
そうすることで、確実に自分の理想に近づくために「必要なこと」「不要なこと」が分かり、日々の選択に迷いがなくなる。
迷った時にこの「最高の1日」を思い出し、自分の軸を意識することができるのだ。
実際に書いてみるとよく分かるのだけど、具体的に自分の理想をイメージしてみることは想像以上に難しい。
少し時間が経てばまた理想も変わってくるかもしれない。
なので、このワークを半年に1回など定期的に行うのがおすすめなのだそう。
私も今回は試しに書いてみたけど、まだまだ本音で書けているか自信がない部分もある。
今後も少しずつ書いてみて、自分にとっての理想と、今できることを見失わないようにしたいと思う。
日々なんとなく生きてしまっているすべての人におすすめのワークです!
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