これはすごい!と感動したものたちを勝手に応援。WOTA。
在宅勤務で家にいる時間が増え、民放を観るようになりました。
よく見るのはテレビ東京。というより、気が付くとテレビ東京を観ています。あと、NHK。
先日何の気なしに、皆さんご存知の「ガイアの夜明け」を観たのですが、
そこで紹介されていた「WOTA」という会社の製品が素晴らしすぎて、備忘を兼ねてnoteしたいと思います。
この、「WOSH」という製品、電源と20リットルの水さえあれば、水道のないところでも水を再利用することで繰り返し手洗いができるというもの。
手を洗った水は3つのフィルターでろ過、消毒されて排水することなく再活用。ウィルスも不純物もろ過でき、安全性もばっちりだそうです。(←雑)
番組中、鎌倉での実証実験をしていたのですが、レストランなど飲食店の入口前に設置し、「手を洗ってから入店する」というのはすごくいいなと思いました。
コロナの影響で、飲食店の入口に消毒液が置かれていることが普通の光景になりましたが、入口で消毒しても、結局洗面所で手を洗い、さらに消毒、と、やっぱり食事の前は手を洗いたいんですよね、私。
WOSHはうがいはNGらしいのですが、とりあえず手を洗えるのはうれしい。
新宿のルミネ「NEWoMan」入口に設置した実験では、アルコールアレルギーの方が、「消毒したいけどできないので洗えるのはとてもうれしい」といったコメントしていました。アレルギーじゃないですが、わたしも消毒液はあんまり好きではないので同意です!
しかもこの製品、スマホを深紫外線照射で除菌可能。手洗いの間にスマホまで除菌できるそうです。今風で気が利いてますね!
「世界を救う、手洗いの新しいかたち。」のビジョンのもと、難民キャンプや水道インフラが整っていない地域にも本製品を設置することで、将来的には、世界中で手洗いができない環境にある30億人に対しても手洗い環境を提供していきたい
これはもう、期待しかありません!がんばって!(←勝手に応援)
もともと「WOTA」では、「WOTA-BOX」という製品を出していて、こちらは先ほどのような水再生技術を使って、工事現場や被災地など、水が限られている場所でシャワーや入浴ができるというもの。一度使った水の98%以上を再利用できるのだそうです。
「WOTA BOX」は、水道がなくてもシャワーや手洗いをはじめとした様々な水回り設備に接続可能な水循環システムです。水循環の技術により、排水をろ過して繰り返し循環させることで、排水の量を通常の 50 分の 1 以下に抑えることが可能となり、100L の水で約 100 回のシャワー入浴を実現します。配管工事が不要で電源さえ確保できれば短時間で設置して快適な水をお使いいただけるため、災害時をはじめ、屋外イベントなど様々なシーンでの活用が期待されています。AI による水質監視・管理により、常に安全な水をご利用いただけます。
実際、被災地の避難所などで活用されているそうです。
すべての避難所に、入浴を。
2018年7月の岡山県倉敷市真備町。
真夏の猛暑にもかかわらず、多くの被災者・避難者の方が、
汗ばんだ身体を洗い流す事ができずに、一日を終えられていました。
災害時における断水による水不足を解決し、感染症防止へ シャワーや手洗い等で避難所の衛生環境向上を目指すプロジェクト『#避難所の衛生を守れ』を7月10日(金)より始動
普段生活しているときには、当たり前のように手に入る水。災害時や、衛生的な水が手に入りにくい世界の国のために、是非これからも頑張っていただきたいです。
ガイアの夜明けによると、「WOTA」の鎌倉市での実証実験、新宿NEWoManでの設置は決まったようですので、もし見かけたら、是非使ってみてください。