見出し画像

イベント終了!【SRHR】#なんでないのプロジェクト福田和子さんと一緒に考える【包括的性教育】

【包括的性教育ってなんだ?】
【SRHR性と生殖に関する健康と権利ってなんだ?】

2023年5月5日、こどもの日イベントとして、Kazuko Fukudaさんをお招きし、名古屋市熱田区のtoutenbookstore様のご協力を得て、

「諸岡えみ×大学生有志の仲間たち」主催、現場とオンラインをつなぐハイブリッド形式で開催しました!

※アーカイブ動画はこちらから限定配信🤙🏽

学校でなかなか学ぶ機会がないまま、必要だと気付いた時には大人になっている性教育。
自分や周りの人に何事かが起きた時にその必要性に気付く性教育。

何事かが起きてからでは遅い。
SRHR(性と生殖に関する健康と権利)を考えることは
あなたの、そしてまだ見ぬ誰かの人生を豊かにする為の準備をする事。

これまで「若者」と「政治・社会・暮らし」をつなぐをモットーに、
高校や大学に出向いて、若者向けに主権者教育、人権問題としての包括的性教育、ジェンダー平等などについて講義をしたり、タウンミーティングなどでお話会をして、議会活動に活かしてきました。が、なかなか地域の課題に若者がノッてこないというのも事実。

ということで、今回は政治や社会、暮らしについて関心のある大学生有志の仲間たちと、色々なお話会をする中で、出会ったモヤモヤを解決する会を実施することにしました。

「友人がデートDVに遭っているけれど、デートDVって本人は気づいてないみたい。」

「若者の死因の多くは自殺らしい」とか

「今の社会には性暴力による被害もたくさんあって、政治分野に女性の視点も足りていない。ジェンダー平等が進まない。どうしてその視点が抜けてしまっているんだろう。」

「少子化少子化って言われるけど、そんな簡単に産んで増やせるものでもなくない?なんか生きにくいよね。」

などの意見から、日頃の暮らしの中で抱えるモヤモヤを共有して晴らす機会があったらいいよね。
そんでもって、ぶっちゃけそのモヤモヤってどうして生まれたんだろう?という疑問に遡ってみて、

「学校で受けてきた性教育や人権教育が足りなかった、あるいはタブー視してきてしまったからなんじゃないか。」という仮説を立ててみました。そこから国際的スタンダードである包括的性教育について学ぼう!という企画がスタートしました。

いつもは見ないようにしている日頃のモヤモヤにちょっと目を向けて、その解決策を一緒に見いだせる、ライフリテラシーを上げる会に。

この会がすこしでも、皆さんと皆さんの周りの人たちの人生にとって有意義なものになるといいなと願い実施したところ、25人もの大学生や社会人に来ていただきました。嬉しい!

かなり最初は「性の話」と聞いて複雑な顔をしていた参加者も、話が進むにつれ
「それは教育の間違い。正しい情報にアクセスをして、必要になった時にその知識をきちんと行動に移せるライフリテラシーとしての包括的性教育が必よなんだよ。それが、自分の人生やパートナーの人生を豊かにする準備になるんだよ。」と言うと、「そうか」と納得の表情に。

会の中では、先進国に後れをとって政治分野のジェンダーギャップが大きい事や、性に関する情報やモノ(低用量ピルや生理用品、経口妊娠中絶薬や緊急避妊薬)へのアクセスに大きな壁がある事などのお話を聞き、【包括的性教育】や【生と性に関する健康と権利】にまつわる本の紹介をTOUTENBOOKSTOREの古賀店長にして頂きました。

セックスをするかしないか、選択の機会があった時に、性的同意を蔑ろにしてはいけないよ。
生理や妊娠で困った時、パートナーの理解がなくて困った時、そんなときにキチンと情報やモノにアクセスできることは、人権の問題なんだよ。
1人で抱え込まないでね。
など、様々なSRHRの視点をシェアする機会になりました。

小牧の有権者の子にもアプローチできて、すごくうれしかったなー!

みんな、本当にありがとう。
引き続き、若者と政治をつなぐ。そんな緩い輪を広げていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?